嬌花楼の切花娼年


 苗床の花

 燕子花が産み落とした極太の触手を大きな瓶の中にしまうと、彰正は露わになった燕子花の体を見下ろして目を細めた。

「おやおや。随分苗床に相応しい体になったものだね。そして此処まで変異しても、君はまだ完全には壊れていないようだ。どれ、子供たちのためにもまず私が味見してみようか」

 そう言うと、彰正は燕子花の乳房にしゃぶりついた。

「あぁあんっ

 びゅくんっ

 母乳と同時にペ○スからも白濁液を噴き出し、燕子花は小さく絶頂した。
 ちゅうちゅうと吸われる度に、射精にも劣らぬ快感が全身を襲う。射精と勘違いをしているペ○スがぶるんぶるんと震えて、半透明の蜜を垂れ流している。
 ちら、と横を見ると、ずっと放置されていたオナホ娼年が、興奮した目で燕子花を見つめていた。彼の体は四肢がないだけで、見たところ大袈裟な改造はされていないように見える。

「……うん? ああ、ち○ぽが寂しいんだね。君は元気な子を産んでくれたことだしオナホで労ってあげよう」

 彰正は隣で横たわっていたオナホ娼年の脇腹を掴むと、彰正の腕より太い燕子花のペ○スにオナホア○ルを押し当てた。

「これも最近は緩くなってきたんだが、君には丁度いいだろう」

 そう言うと、一気に突き降ろした。

「ああぁ――――っ
「くひぃいぃいいいんっ

 ぶびゅるるる――――っびゅるるっぶびゅるるるるる――――っびゅるるるる――――っぼびゅるるるるる――――っ

 最奥の更に先を貫いた瞬間、燕子花とオナホ娼年は同時に絶頂した。オナホ娼年の腹がペ○スの形を浮き上がらせたのは一瞬で、すぐにそれもわからなくなる。
 燕子花の極太ペ○スから大量に吐き出される精液と触手の群が、オナホ娼年の腹を膨らませていく。それにも構わず、彰正はオナホを扱うのと同じようにオナホ娼年を何度も上下させ、じゅぽじゅぽと燕子花のペ○スを扱いた。

「あぁぁんっあんっあんっあんっあんっ

 じゅぽっじゅぽっじゅぽっじゅぽっ
 ぼびゅるるるる――――っびゅるるっびゅるるっびゅくっびゅくんっびゅるるるるっびゅるるるる――――っ

 オナホ娼年は強すぎる快感と膨らみ続ける腹の感触に意識を失っており、ガクガク痙攣しながらされるがままにしている。ぼってりと大きく変形した腹の中では触手が蠢いているのが見て取れ、小さなペ○スからはぴゅくぴゅくとイキ潮が漏れている。
 その状態のオナホ娼年をペ○スに突き刺したまま手を離し、彰正はベッドサイドに腰を下ろした。

「君のち○ぽは随分とこれを気に入ったようだから、ハメておいてあげようね。丁度ち○ぽケースになって良かったじゃないか」
「あーあうあっんぁあ

 また、頭を撫でられた。
 ビクンビクンと痙攣しているオナホ娼年を見上げてから、燕子花は彰正へと視線を移した。言いたいことがあるはずなのに、言葉が形にならない。口から漏れるのは、意味の無い喘ぎ声ばかり。
 だがそれも、やがてペ○スに与えられる快楽で霧散していく。オナホ娼年の体内で蠢く触手が燕子花のペ○スを刺激しており、生まれ落ちたはずのそれがペ○スの中に戻ろうとしたり、絡みついて扱いたりするせいで、快感の終わりがない。
 不意に、ごぷりとオナホ娼年の口から触手の先端が漏れ出てきた。どうやら、腹に収まりきらなくなったようだ。
 その触手はずるずると口から這い出ると、燕子花の唇に触れた。舌を出せば触手は甘えるように絡みつき、オナホ娼年と燕子花はペ○スだけでなく触手でも繋がった。うっとりと触手に吸い付く燕子花と、ひたすら痙攣し続けるだけのオナホ娼年。腹の中を蠢きながら這い上がっていく触手と、その刺激で出産アクメをし続ける燕子花。

「んんっんぁあっんふあぁぁ
「おお、これは素晴らしい。燕子花、君は実に素晴らしい商品だ」

 興奮する彰正のペ○スが、上品なスラックスを押し上げている。彰正はギンギンに勃起したペ○スをそのままに、歪な形になった娼年たちをうっとりと見つめた。
 そして、オナホ娼年がひときわ大きく痙攣したのを見ると、彰正は自身のペ○スに指一本触れることなく服の中で絶頂した。

「これまでのどんな商品よりも美しいよ。ち○ぽケースも良く似合っている。さあ、もっと私たちの赤ちゃんを産んでおくれ」

 彰正に優しく頭を撫でながらうっとりと語りかけられ、燕子花は陶酔しきった顔で頷くと、涙を流しながら何度も絶頂した。

 全ては優しい旦那様のために。
 涙が止まらないのは、きっと、壊れそうなほどに幸福だから。






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