Twitterの旧垢で呟いてた事などまとめ

制作メモ&小ネタ集


カテゴリ分類
2017/11/08

誉めると思ったのかバカめ


「おい、ちょっと付き合えよ」
「剣なら他を当たってくれ」
「まーたそれだぁ。お前そんなだからいつまでも腕が上がらないんだぜ?」
「お前相手じゃ稽古にならん」
「お、おお、まあな、俺が強すぎるからな……なんだよ照れるじゃねーか……」
「剣法が無茶苦茶だって言ってんだよ、馬鹿が」

(ウターリドとハルーフ)

(会話小ネタなど)

2017/11/08

メチャクチャな剣捌きだから


ヘ「俺と手合せしたい奴この指と〜まれ!」

「…………」

ヘ「おいおい!とまれって言ってんだろ!誰か掴めよ!」
ネ「誰もお前を相手にしたくないんですよ」
ヘ「ええ〜そんなのってないぜ……仕方ないな、じゃあリドでいいや」
リ「どうして僕が妥協案なの!?剣技なんて死んでもごめんだよ!!」

(旧帝国以前)

2017/11/08

メタァ……………


ヘ「昔々ある所に…」
リ「ある所って、何処?」
ヘ「え?いやそれは知らないけど」
ネ「いけませんねヘイダル。土地の情報は物語の理解のための重要な鍵ですよ。予備知識を疎かにしてはいけません。語り手として、まずは自然な形で世界観を提示しておかねば」
ヘ「う、うん」
ハ「ネメシスは一体何を言っているのだ…?」

(旧帝国以前)

2017/11/08

東西二国のキングたち


「香凌采……うん、長いな!」
「ああ、だが仁では親しくない間柄では姓名をきちんと呼b」
「何かいい感じに略せないだろうか?」
(聞いてないなコイツ……)
「香……はファミリーネームだろう?」
「そうだが」
「じゃあ凌采で、凌采……凌……あっ!リンちゃんはどうだろう!?」
「は?(・_・#)」

(アルノルトと凌采)

(旧帝国以前)

2017/11/08

これは秘密なんだけど


「伸びたな」
「え?」
「髪。切らないのか?」
「あ、ああ……ちょっと気分転換にと思ってさ」
「そうか。どうにも見慣れないな」
「はは。そうだよなあ」

(お前の真似だなんて言ったら、どんな顔をするだろう?)
(うーん、同じ髪型も照れくさいから結ぶかな……)


(ハウディとテイア)

(旧帝国以前)

2017/11/08

アッズィム戦線にて


「共同戦線、ですか」
「何を言うのです。私たちは元々味方でしょう、リドワーン?」
「そうですけどぉ……」
「不服そうですね。王の命ですから文句はナシですよ。仲良くしてくださいね」
「よろしくです。くれぐれも僕の足は引っ張らないでくださいね」
「へえ、言うようになりましたねえ?」

(リドワーンとネメシス)

(旧帝国以前)

2017/11/08

あっという間に抜かれたんだ


ネ「リドワーンはこの頃顔つきが違ってきましたね」
ヘ「だろ!かっこよくなったぜ」
リ「え、ええ?」
日「リドは身長も一気に伸びたからな」
ネ「しかし一方のヘイダルは」
ヘ「やめてくれよ傷つくから……」

(旧帝国以前)

2017/11/08

切込み隊長が怪我してる


「起きて来ませんか。もう駄目ですね。さようならヘイダル!亡くすには惜しい人材でした!」
「待てえい!!勝手に殺すなってば!!」
「あ、おはようございます」
「死んだら殺すって脅したのネメシスだろ」
「ははあ、従順ですねぇ。褒めてやります(グリグリ」
「痛ええええ!!傷口だよそこは!!」

(ネメシスとヘイダル)

(旧帝国以前)

2017/11/08

誰がアラサーですって


リ「ヘイダルが岩場で転んで目を打ちつけました」
へ「潰れた気がすんぜ!!」
ネ「おや。視力は無事ですか?いくつに見えます?(ピースしつつ)」
へ「うーん……30才?」
リ「そっちじゃないでしょ」
ネ「三十路に見えますか。視えても節穴のようなので用無しですね。抉りますか」
日「剣を構えるな」

(旧帝国以前)

2017/11/08

私はお上品ですよ?(煽りフェイス)


「ヘイダルは振舞いが粗雑になった」
「最近は激しいですねぇ」
「お前の影響だな」
「私は何も教えてませんよ」
「嘘をつけ。あの子はお前に心酔してるだろう。お前の真似をしてるんだ」
「まさか! 私はお上品ですよ?」
「どの口が言うか……」

(ハウディとネメシス)

(旧帝国以前)

2017/11/08

本当はめっちゃ口悪い


「ネメシス!稽古つけてくれよ!」
「またですかヘイダル」
「なあ、その敬語やめよーぜ?似合わないって!」
「………」
「で、それはさておき稽古しようぜ!!」
「喧しいガキだな…(仕方ないですねぇ…)」
「逆だ、逆」

(ヘイダルとネメシス、ハウディ)

(旧帝国以前)

2017/11/08

ネメシスだけやたら高い


ネ「ハウディ様、武器の交換を行うんでしたね?」
日「新調の契約をしたが」
ネ「僭越ながら私から進言させていただきます」
日「……何だ?」
ネ「ハウディ様にはもう少し短い槍のほうが扱いやすいかと」
ヘ「ブッフォwwwwあああのwwww身長的にwwwww」
リ「黙れ!!」


(旧帝国以前)

2017/11/08

なんだ冗談なのか


「私が女性に生まれていたらハウディ様の妻になっていたでしょうにねぇ」
「…………」
「…………」
「なりたかったのか?」
「じ、冗談ですから……」

(テイアとハウディ)

(旧帝国以前)

2017/11/08

ごはんのこと


☆南:シーマファ市
オアシスならではの農法により、小麦を大量に生産する。主食は主にパン、特産はドライフルーツ。(住人…ナージャ、シャラ、ウターリド、ハル)

☆中央:アッズィム市
貿易により食材が豊富に手に入る。料理にヨーグルトを足すことが多いのが特徴。街の至る所にあるカフェで、甘いお菓子と、スパイス入りのチャイを楽しめる。(住人…ハーミス)

☆中央:サトゥール市
農業生産トップ。野菜中心でスパイスのきいた味のおかずを、炊いた米の上にのせて食べるスタイルが多い。とうもろこしや野菜を使った甘さ控えめのデザートが豊富。(住人…サフィーア)

☆東:ナル=スーク市
貿易により食材が豊富に手に入る。肉より魚。最近はスパイスのきいた味付けが増えたらしい。他都市には見られないあんかけ料理や、豆をふんだんに使った甘いおかゆが多い。(住人…シャーディー)

☆北:アルヴィラ市
魚介類と黒パン、ジャガイモが中心。食事がほとんどがスープとパンのスタイル。ハーブやスパイスを使った煮込み料理が多い。デザートなどは少なく、粗食気味。(住人…ミナ、メイ)

(チラ裏制作メモ)

2017/11/07

前説、建国紀伝の執筆に寄せて


 ――――ヘイダルとリドワーンに捧げる


 アシャ帝国、という名前はテロイド砂漠周辺に住むアシャ人たちを魅了する。

 砂漠に簡易な住居を構えて部族闘争に明け暮れるか、もしくは都市に従属していち市民として細々と生きてゆくのか、いずれにせよ、彼らが「国民」となったのはアシャの時代になってからであり、長い歴史を辿っても、彼らの上に共通の王が立つことは無かった。

 アシャ建国の王ハウディはシーマファ出身の商人であった。
 シーマファ市長に仕える身でありながらその政治的権威は強大で、市民からの支持と信頼を集めたのはもっぱらハウディの方であった。

 彼は誰もを愛し、常に市民を思い、街のすべてに献身していた。
 彼の言う「市民」とは、城壁に囲まれたシーマファの都市部に暮らす人間、つまり戸籍に管理された政治的意味での市民だけを指す言葉ではなかった。彼にとっては、そこには不毛の土地で貧しく惨めに生きている少数部族や最貧民層、シーマファ入城を許可されない移民や浮遊児たちのことも含まれる。

 ハウディの抱えていた盗賊出身の兵士たちに関して、彼らを強く批判する学者は多い。
 しかし、そういう国民は自分達の王の詳細な人物像を知らないでいる。

 ハウディが目を向けていたのは自分の地位や財産ではない。
 彼はテロイド砂漠の、ひいては帝国領全域で暮らすすべての者のために身を尽くし、特に貧民や孤児を手厚く扶養し彼らを救済することが自分の使命だと信じていた。
 勿論テロイド砂漠の盗賊達のような悪党であっても、飢えや貧しさに苦しんでいる限り、ハウディにとっては我が身を削ってでも助けるべき「市民」であったのだ。

 ハウディ王について深く知る国民は、シーマファ市民を除いてはごく少ない。
 私は彼の活動を見届けた者として、アシャの歴史の語り手としてこの本の執筆にあたる。

 出版の援助をしてくれる事となったアッズィム商会に感謝の言葉を述べたい。
 この本を通して、多くのアシャ国民が自らの王を知り、愛してくれることを願う。


 アシャムスと、アーシャ=ハウディ王の名において。

 すべての国民に幸多からんことを。



(アッズィム商会版 『アーシャ=ハウディ建国紀伝』著者による前説より抜粋)

(ぜんぶ)




© 2012 zamzam

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