新年記念A

そんなこんなで並盛神社。




「あ、委員長おみくじしましょ〜〜」




「……あいつら、群れてる」




「委員長〜〜耐えろ〜この苦しみに耐えたとき君は何千倍もの戦闘力を解放できイッタ!!」




何か知んないけど無言でズルズルと委員長に引きずられる。痛い!!痛い!!…嫌其処まで痛いわけじゃないんだけどもほら、なんか気分的にね。うん。




「どこ行くんですか?おみくじは?」



「…君の頭にはそれしかないわけ?」




飽きれたような口調。む、失礼だな!なにも私が神社をおみくじ引く場所だと思ってるとでも思ってるのか!?ちょっとっ自分で思ってるって言いすぎて何が言いたいのか分かんなくなったぞ!?





「うん」




「そんなに素直な返事きいたのいつ振りだろう。アダダダダ!!」




耳を引っ張るな!!寒いんだよ!寒いと痛さは倍増なんだよ!!




「知ってますよ〜神社の意味くらい〜〜そこに在るはずもない幻想にすがって金をどぶに捨て仮初の安心感に浸るあれですよね」




「それ何処から得た知識?」



「渡る石けんはパパばっかり。第301の謎「母さんの母さんって実はおじいちゃんだったんだ」から抜粋」




「………おみくじ引きに行こうか」




あれ?何だその間は?

まぁ、おみくじ引けるならそれでいいんだけども。







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