ひまわり(エンマ大王)
未来とエンマ大王はデートで
ひまわり畑にやって来た。
「すごい!」
太陽に向かって真っすぐに咲く
たくさんのひまわりに未来は感激した。
「すごいだろ。
俺のお気に入りの場所なんだ」
「教えてくれて、ありがとう!エンマ」
未来はエンマ大王に向かって
にっこりと笑った。
まるでひまわりのように。
「ああ」
その笑顔がまぶしくて
まわりに誰もいないのを確認してから
エンマ大王は未来にキスをした。
「エンマ…」
二人にとってファーストキスで
未来は恥ずかしそうに笑った。
「ここが俺達の初めての場所に
ふさわしだろ?」
エンマ大王は優しく未来を抱きしめた。
二人とも互いを愛おしいと思っていた。
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