■ 00
初めて彼を見た時、どうしようもなく心が震えた。
まだ幼かったにも関わらず、恋なんて知り得る年齢でもなかったのに、
あたしはその強い瞳に一瞬で恋に落ちた。
願わくば―――
――――アタシダケヲアイシテ。
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