彼氏が本気でヘンタイなんです

*会話文




「はぁ、はぁ、っ…」

「くっ…」

「ーっ!!」

「う……っ、わ、わりぃ」

「…っ…ナカで出さな……で…って、はぁ、っ…何回、言わせンだよ」

「ごめん」

「バカ…っ」

「すんません」

「あとで、たいへんなんだC……」

「責任もってキレイにします」

「……のど、かわいた」

「ただいまお持ちします」

「氷」

「もちろん入れます」

「早くして」

「アイスココア?オレンジジュース?いちごオレ?」

「そんなに甘いやつ、今飲みたいと思う?」

「…ですよね〜」

「冷蔵庫にスポーツドリンク入ってるでしょ」

「はいはい〜っと」





「ほら」

「ん」

「こら、ゆっくり飲め」

「ぷはー!生き返ったC」

「全部飲むなよ!」

「う?」

「…一口欲しかったのに」

「もっかいキッチンいってくれば?」

「氷くれ」

「どうぞ」


ガリガリ、ボリボリボリー


「はぁ〜、生き返るー」

「おかえり」

「あ〜気持ちよかったなー」

「そりゃ何よりだね」

「良かっただろ?」

「……まぁ」

「なー、もう一回」

「却下」

「なんでだよ」

「疲れた。休憩」

「休憩したらヤらしてくれんのかよ」

「ヤらせてって…もっと言い方があるでしょうよ」

「すんません」

「ったく」

「足りないんで、もう一回挿れさせてください」

「だから、言い方!」

「イキたいんで、射○させてくださー」

「アホかー!」

「…なんだよ。偽らざる俺の本心を」

「少しは飾れ!」

「ジロくん、大好き」

「…」

「愛してる」

「…どうも」

「ふわふわの髪も、でっかい目も、ぷにぷにした頬も、可愛い唇も」

「なに、急に」

「全部好きだ」

「……ありがと」

「ピンクの乳首も、程よいサイズのちんこも、張りのある尻も、俺の入るア○ルもー」

「……おい」

「挿れるとキュっと締まって、抜こうとすると絡み付いてくるところも、一番奥つつくと体が跳ねるところも、玉の裏側あたりを中から引っかくと気持ちよすぎて泣いちゃうところもー」

「バカかアホか何言ってンだー!!」

「痛っ、おい、殴るな」

「何アホなこと言ってんだよ!」

「なにって、ジロくんの好きなところー」

「真顔で言うな!!」

「なんだよ、真剣だぞ?」

「余計わるいわ!」

「痛いっつーの。蹴るなよ」

「蹴られるようなことしてんでしょ」

「照れんなよ」

「違うから……」

「なー、俺、爆発しそうなんですけど」

「は?」

「ほら、まだギンギン」

「…見せんな」

「なんだよ。さっきまでジロくんの中に入ってた、可愛い俺のムスコちゃんだろい」

「何がむすこ…」

「『ジロくんの中に入りたいですー』」

「…なにしてんの」

「ムスコの代弁」

「……」

「『もう限界ですー、張りすぎて痛いから、早く挿れさせて欲しいですー』」

「……ヤメテ」

「『まだ今日一回しかシテないし、溜まりに溜まったこの精○をジロくんにぶちまけたいでー』」

「中で出すなって言ってんだろ!」

「ごめんなさい」

「もぉ〜、丸井くんが生でやりたいって言うからでしょ?」

「その通りです」

「中で出すんなら、ぜってぇつけてもらうC!」

「ちゃんと抜くから、もっかい生でやらせてください」

「ったく。つけたほうがいーんだよ?」

「わかってる。いつもはつけてるだろい」

「ちゃんとつけるほうが、お互いのためなんだしぃ」

「わーってるって。ジロくんのためにも、ちゃんとつけます。ただ、たまに生でしたくなるのであってー」

「…いいけどさ」



「ジロくん!」

「わっ!ちょ、急にー」

「あーもうだめ、限界。挿れさせて」

「あん…っ、ちょ、待っー」

「待てねぇ」

「やっ!」

「ごめん」

「ひぃ、あぁぁああーっ」

「うっ、はぁ、はぁ」

「あ、あ、んんっ…ひっ…」

「ジロくんっ…」

「やっ…だめっ…んん」

「中、熱い…くっ」

「はぁ、はぁ、ううぅ…」

「熱い?ジロくんっ…、クーラーつける?」

「あっ、あっ、はぁ…っ」

「一回抜くぞ」

「…っ…」



「リモコンリモコン〜って、ねぇな。どこいった」

「はぁ、はぁっ」

「あっちぃなー」

「急に、挿れないでよ…っ」

「(無視)なージロくん、リモコン知らねぇ?」

「…知らない」

「んー……あ」

「う?」

「イイこと考えちゃった」

「……やめてよ」

「あん?」

「その目…」

「なんだ?見とれたか?」

「(ばか…)変なこと考えてるときの目だC」

「にひひひ」

「ぜってぇヤだから」

「まーまー、そう言わずに」

「何する気だよ」

「暑さ対策」

「リモコン無いんでしょ?」

「ふっふっふっ」

「その顔、気持ち悪い」

「そう言いなさんなって」

「なに、グラス持ってんだよ。それ、もう空でしょ?」

「ジロくんが全部飲んじゃったからなー」

「…中身足してくんの?」

「いやいや、まだ入ってるじゃん」

「氷?」

「おう」

「たべるの?」

「さっき食ったからいい」

「?」

「ちょうどいい感じに解けて、丸くなってるし」

「はぁ」

「有意義に使わせてー」

「まさかっ」

「中、ゆるゆるだからすんなり入るよなー」

「ば、ばか!何考えてンだよ!!」

「ジロくんのこと」

「やっ!」

「大人しくしてろい」

「やだ、本当にやめて!!」

「大丈夫だいじょうぶ」

「何が大丈夫なんだよ!てういか、怒るから!!」

「えー」

「えーじゃない!そんなの挿れたら、まじまじ許さないし!」

「心配すんな。すぐちんこ挿れてやっから」

「余計悪いわ!!」

「文句ばっか言うなよー」

「ひゃ、冷っ!ばか、ちょっと!!氷あてんな!」

「氷帝なだけに」

「アホか!」

「じゃ、いれるぞ〜」

「生でいれていいから、出していいから、とりあえずソレいれないでよ」

「え、まじ?中出しオッケー?」

「出すなよ!」

「どっちだよ」

「いいから、とりあえず氷ひっこめて」

「いや〜ジロくん、やっぱ最高!」

「聞けよ!」

「じゃ、遠慮なくー」

「ひぃーっっ」

「すぐ溶けんな〜、もう一個いくか」

「あ、あ、あっ」

「全部いけんじゃねぇ?」

「ひゃ…っ、あ…っ…うぅ」

「じゃ、いきます」

「ひあぁぁぁーっ…、いっ…」

「やべっ…奥、すげぇ締まるっ…」

「や…っ…ああっ…だ、め…っ」

「くっ…はぁ、はぁっ…」

「あっ、…っ…あ、あ」

「ジロく…っ…」

「ひぃ…っ、あぁん…んんっ」

「なぁ、イイ?…うっ…はぁ、はぁ」

「やっ…だ…抜い…て…うぅん」

「うぉっ、ちょ、ジロくん」

「う…っ、あ、あ、っー」

「キツ…ちょっと、緩めて」

「や…わかんな……っ…あぁぁ」

「いぃ?!お、おい」

「まるいく…はぁ…ん…あっ、あっ」

「痛い痛い」

「や…奥、冷たっ…っ」

「千切られそうなんですけど、俺」

「ひゃっ、あ、あ、うぅぅ…っ」

「ジロくん?」

「やっ…なに…っ…ああん…っ」

「…飛んだ?」

「うう…っ、はぁ、はぁ…っ」

「……ま、いっか」

「ひぃ、やあぁぁーっ」














「………」

「すんません」

「………」

「ごめんなさい」

「………」

「調子に乗りすぎました」

「………」

「ジロくん?」

「………」

「本当に申し訳ございません」

「………」

「なぁ、ジロくん」

「………」

「こっち向いて?」

「………」

「なー、何か言ってくれよー」

「………」

「ジロくんの声ききたい」

「………」

「頼むよ〜」

「………」

「もう二度とこんなことは――いや、何でもねぇ」

「……ちょっと。何で言いかけて止めンだよ」

「ジロくん!」

「こんなの二度と許さないC…」

「謝るからさー」

「氷は入れるモンじゃねぇし」

「気持ちよかっただろい」

「アホが!」

「千切れるんじゃないかってくらい、ジロくんの中、すんげぇ締まってー」

「黙れ!」

「これまでになく感じてただろ」

「まじまじ許さないって、言ったよね」

「……ソウデシタッケ?」

「しばらく顔みたくないから、あっち行って」

「!!」

「ていうかどっか行け」

「…ここ、俺の部屋ですが」

「知らないC」

「……昼飯でも作るか。麺は…うどんと素麺は無ぇな。
カッペリーニとトマトにアボカド、チーズとバジルがあるから〜、冷製パスタでいい?」

「トマト………ケンカ売ってんの?」

「あ、やべっ。えーっと、ソウイウわけじゃー」

「………焼きうどん」

「いや、その…麺、いまパスタしか無くて」

「…焼きうどん」

「あ、じゃあリングイネあるから、それで醤油ベースで味付けるか」

「『うどん』!」



「…出て行け、と」

「………」



「…わーったよ」

「………」

「じゃ、行ってくるから」

「……お昼ご飯、焼きうどん」

「わかったわかった。うどん、な」

「………ってきて」

「ん?どした?」



「……買ったら、すぐ帰ってきて」



「ジロくん!」

「……行ってらっしゃい」

「おう」










「やべ、忘れるところだった」

「?」

「買い物いくまえに、ちゃんとしねぇと」

「…なに?」

「出しっぱなしだった」

「は?」

「はいはい、失礼〜」

「うわっ!ちょっと、急に持ち上げないでよ」

「風呂場いくぞ」

「はい?」

「ちゃ〜んとキレイにすっから、心配すんな」

「…っ!!」

「大丈夫か?」

「だ、大丈夫。自分で、出来るから」

「遠慮すんなって」

「いや、本当に…いいから。丸井くん、服が濡れー」

「ん?ああ。洗ってやるだけだから。ほら、ここに手、ついて」

「やっ…ま、丸井くん!」

「腰あげるぞ」

「自分でやるから、早く買い物行ってきて」

「ちゃんと約束しただろい。じゃ、中のモン出します」

「ひゃん…っ…い、いいから、自分でっ…」

「奥まで届かないだろ?だーいじょうぶ。ちゃんとするって」

「ひぃ、っ…あぁぁあああ」





「焼きうどん、焼きうどん。めんつゆ使うか…いや、ダシからとるか、どうすっかな。
鰹節は〜あるか。あとはー」

「はぁっ…うっ…」

「なージロくん。どっちがいい?めんつゆ?」

「んん…っ…あ、あ、…っ」

「流すぞー」

「ひぅ…っ…」

「ついでに髪も洗っとくか?」

「はぁ、はぁ…っ」

「あ、やべ。シャツ濡れた。また着替えねぇと」

「うぅぅ…」

「まいっか。俺もシャワー浴びていくか」

「ふ…ぅ…んん」

「シャンプー、シャンプ〜っと」




(はぁぁぁ…


まじまじ、キッツイんだC)







その後、買い物から帰ってきた丸井くんは…
めんつゆでササっと焼きうどんを作り、ツナと大根のサラダ、ホワイトアスパラと豚バラの塩麹漬け焼きを添えてジロくんに出しました、とさ。








(終わり)

>>目次

****************

以前UPした会話文『彼氏がまじまじヘンタイなんです。』のちょい前な話になりました。
ブンジロのお下品アホギャグ会話文って、どうしてこんなに書いてて楽しいんだろう>え。

これ書いているときは、何も考えず進めてるんですが、筆がすいすい進むというか、2人が勝手に会話進めていっちゃうので。
うちの丸井くんとジロくんがひとたび会話のキャッチボールを始めると……お下品アホギャグになるんだC。



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