これが俺等のJK(常識)だ。


20



―――体育館―――


「まだ誰もきてねぇなぁ〜?」

忍がキョロキョロとまわりを見渡しながら適当にボンッとカバンを置いた

隣で優がカバンをおろしその場でジャージに着替え…


「って…えっ優!?」


「?何?」


上半身裸なまま俺の方を向いた


「部室とかないの?」


「あるけど?」



それがどうかしたとでもいうように首を傾げる優



「部室で着替えないの!?」


「あっちまでいくのめんどくぅさぁいぃ〜」


「優はいつもこんなんだから気にしない気にしない!!えっ…何?涼ってば男の身体意識してんの!?キャームッツリ〜www」



「Σえぇ!?違うから!?忍、違うからね!?」


忍、何言っちゃってるの!?


「嘘だから(笑)冗談だから(笑)亀島と同じで冗談通じねぇなぁ〜w」


唯斗さん(泣)

俺と忍が騒いでいると着替え終わったのかボールを脇に抱えた優がやって来た。


「涼ちゃn「優〜wwwww」Σドガッ!!ぐへっ!?」


優が…多分俺に話しかけようとしたら後ろから小さな男の子が優の背中にタックル並みの威力で抱きついた。


「あ、さくやんじゃん☆」


さくやん?
……この男の子のことだよね…?




「忍〜w久しぶりぃw」


「久しぶりぃ☆最近これなくてごめんな〜w」


「いいよいいよ♪……?その子誰ぇ?」


その子?












Σ俺か!?






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