これが俺等のJK(常識)だ。


19




まぁいろいろあったけど無事午後の授業は終わった。
なんか疲れた…

「ふっ……ぁぁぁぁぁ〜」


左隣から欠伸がきこえみてみると優が欠伸をしながら体を伸ばしていた。









てか今までずっと寝てたの!?









「?……あ、涼ちゃんおはよ〜」


「あ…おはよ…ってまさかずっと寝てたの?」


「うん(笑)」



あ、…そうでしたか…はい。



「さぁて!!部活だな(笑)」


忍が鞄に荷物をつめ、席から立ち上がった。

「今日はこれるの忍?」

「今日は事前に美術部の顧問に言っといたからな大丈夫!!」



忍と優のやりとりをボーとみていると忍がいきなり机を挟んでこっちに身を乗り出してきた。


「行くぞ涼!!(笑)」


「行くってどこに??」


「なぁに馬鹿いってんだよ!?部活に決まってんだろ☆」


ビシッとキメポーズをきめる忍の小指がまた若干震えていた。


「俺、もう部活行くから。」

「あぁ、寮でなぁ」

と唯斗が手を軽くふりながらどこかに去っていった。


「へっへっへ〜☆俺について来やがれぇ♪」

忍が俺の手をひいたまま笑いながら走った

忍ってテンション高いなぁ〜

としみじみ思いながら忍に体育館まで俺は引っ張られていった



「あ、優」

「何?」

「俺、反省文書かなきゃいけないらしいからちょっくら言ってくるわ」

「あぁ…うん。またなんかしたのか(笑)」

「へっへっへ…………まあ、とりあえず部活遅れるな」

「了解」

俺が引っ張られていた時、優と雅也はのんき(?)にしゃべっていたらしい…



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