これが俺等のJK(常識)だ。


17

「先生はわかってないですね…それでも男ですか?」


哀れんだような目で先生を見る雅也。
雅也の隣の席で優の前の席に座っている唯斗は雅也に呆れたような視線をおくり額をおさえて先生に聞こえない程度にため息をおもむろについた。


性欲があってこその男!!先生!!そんなんじゃ夜の男女の営みに励めないですよ!!」


マジ黙れ。それと余計なお世話だ!?大体男子校なのに女も糞もあるかボケ!!」


「あぁ…先生はホモなんですか…」


ちげぇよ。ボケ。つか今は数学の時間だからな!?わかってんのか!?」


「フッ…愚問だな先生…」

雅也は鼻で笑い嘲笑ったような顔を先生にむける。


「俺は国語と英語と体育と保健体育しか勉強しない!!」


威張って言うツッコミどころ満載な雅也に対して唯斗がついに突っ込んだ…


「Σ威張って言うな!?

うん…俺もそう思う…




prev | next


back main top 


人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -