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 受けが攻めか


「もーあんたはすぐそっちの思考に持っていくんだから。現世のBL見過ぎ」
「しょうがないでしょ。もう全ての人を受けか攻めか考えずにはいられないんだよ」
「うわぁ、腐ってやがる」
「そう言うあんたも腐りかけてるから」
「まあ否定はしない。あんたのおかげでね」
「今日さ、松本副隊長と雛森副隊長が一緒に歩かれてて。本当すごく素敵でさ…勿論考えるよね」
「それは仕方ない」
「松本副隊長と雛森副隊長だったら松本副隊長が攻めで雛森副隊長が受けじゃん」
「まあ、そうだよね」
「逆は想像出来ないよね?でもさ、三席だったら?」
「三席と、それぞれの副隊長だったらってこと?」
「そう」
「はっ…どっちもいけるのでは」
「そう!そうなの!三席が攻めで松本副隊長が受け、雛森副隊長が攻めで三席が受けとかやばくない?めちゃエロくない?でも想像出来ちゃうことない?」
「み、見たい(ごくり)」
「受けの松本副隊長と攻めの雛森副隊長、三席が相手だから成立すると思うんだよね!」
「じゃあさ、日番谷隊長は?」
「日番谷隊長は総受け!間違いなく!成長されたとしても!」
「めっちゃ言い切るじゃん。そこは成長させたげて」
「ツンデレ総受け代表じゃん。受けしか有り得ないでしょ」
「代表って(草)」
「朽木隊長でも市丸隊長でも藍染隊長でも、日番谷隊長は受け一択」
「全部見たいけど死神代行の黒崎君も捨て難い」
「それな。でも、例外が一つだけ」
「何」
「三席がお相手なら受け攻め両方いける」
「ああ、分かるかも」
「三席だけは特別なの!日番谷隊長の中で!でも私的には三席が攻めの方がやっぱり興奮しちゃうよね!おねショタ最高!」
「やっぱりツンデレ総受け代表じゃん」
「だから私は激戦を潜り抜けて十番隊に入隊したのです」
「入隊動機がすごい不純って言うか最早不潔」

「一体何のお話をされているのでしょう」
「分からなくて良い。忘れろ」
「?…はい」



腐女子ではないのですがつい考えてしまうんですよね。


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