四月あとがき

○またきて四月
・温かくて明るい春がまた来る予感の「またきて四月」という感じです。またきて四月は後に効いてくる回になるので、短編にはなかった要素がちょこちょこ入ってます。

○恋して四月
・乱ちゃんに関しては、可愛いけど大前提として刀だし男士だっていうのを忘れないように書こうと決めていました。でもやっぱり男士だらけの空間に女性一人で入った時、乱ちゃんの姿見たらホッとするような気がして…というか自分ならちょっと安心するな…という思いもあり…そんは感じですね(?)
・三名槍で一緒にいる時の日本号さんがすごく好きなので(というか槍推しなので)槍がちょこちょこと出てきます。御手杵くんと蜻蛉切さんは話の本筋に関わらないところで、あくまで日本号さんが気を抜いていられる空間を作ってくれる感じですね。三名槍部屋で三名槍と一緒にこたつでテレビ見たいですね。
・どうでもいい話ですが、海老せんべい差し入れようとする日本号さん、親戚のおじさんみたいな距離感で萌えますね(知らね〜)

○しりたい四月
・この本丸の長谷部くんは、日本号さんから一年遅れて顕現したイメージです。顕現してから時間が経っているのでかなり落ち着いていますが、顕現したての頃は日本号さんのこと殴ったりヤンチャだったんだよ、というのをお話の中ではサラリと流してしまいましたが…構想は脳内にあるのでいつかそれもお話にしたいと思います。日本号さんと長谷部くんの殺伐とした回想大好きなので…。
なんとなくの経緯としては、日本号さんより顕現順が後で余裕がなくて焦った末に、「殿様が持つと格下でも云々〜」の言葉にカチンときて拳を振り上げて、殴られると分かっていながら避けない日本号さんに余計に腹が立って、帰陣後に主と話をしてなんやかんやで和解…みたいな話になる予定です(雑)。娘のほうの審神者は一切出てこないですが…時間あるときにでも書きたいですね。
・ちなみに長谷部くんが好きなお酒のイメージは大吟醸ですね。翌日に残らない飲み方の出来る刀、飲み口がすっきりしてる淡麗辛口が好きそうなイメージ。モデルにしたお酒は淡い青の瓶が綺麗な、山形の酒屋さんが作る実在のお酒です。ひょっとしたら分かる人は分かるかもしれない。純米大吟醸のお酒です。

○かさなる四月
・浦島くんが読んでたのは金◯一少年の事件簿、博多くんが読んでたのは磯…道史先生の本、という設定。あと日本号さんに貸した本や写真集の作者は星野道夫さんのものですね。写真集めくる日本号さんをただただ眺めたい。