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みんなそれぞれ仕事しようと解散し始めた
自分も手伝おうと歩き出した瞬間
ロ「優威、お前は俺と来い」
早速お呼ばれみたいだ
船長室に向かっている時はほぼ無言
ロ「あとでクルーに船の中案内させる」
『アイアイ、キャプテン』
これだけだ
よりによって校長室に呼ばれた生徒みたいな気分だった
船長室に入ってみるとまぁー広い
さすが船長
ロ「そこに座れ」
はい座る
あら、ローが目の前
あら、睨まれてる
怖い怖い
ロ「お前の能力を全て教えろ」
『お前って名前じゃないです』
ロ「……優威。教えろ」
やばい。ローに名前呼んでもらった〜////←
ロ「バラすぞ」
『すんません』
あれ、心の声聞こえるのかな
読心術?
ロ「顔にでてるぞ」
『なるほど』
ロ「話を逸らすな。お前の能力を教えろ」
『だからお前って名前じゃ「roo」すんません』
『能力っていってもねぇ〜』
ロ「そうだ。優威がその馬鹿な神からもらった能力とやらを、俺は把握する義務がある。
この船の船長だからな。」
かっけぇ〜
『えーっとですね、
空飛んだり攻撃できたりするブーツとー
「待て、いくつあるんだ?」あ、3つッス』
ロ「……さっきの能力はそれか」
『はい』
ロ「残り2つ」
『んーと、錬金術と斬魄刀です』
ロ「……は?」
あら、ローからマヌケな声が←
ロ「……ro『すみませんでした』説明しろ」
『説明難しいです』
ロ「簡潔に説明しろ」
『……そーですねー
まず錬金術は物質を理解し分解、再構築を等価交換で行う技術です』
『斬魄刀は刀ですね
死神が1人につき1本持っていて、持ち主の魂を元に作られているんですー。 死神が持つ力を結晶化したものだから、刀は固有の能力を持つ刀っス』
ロ「死神ってなんだ」
『そのまんまの意味です』
ロ「お前は死神か?」
『違います』
ロ「神はそんなことも出来るのか」
『神様をバカにしてはいけませんねー』
『まぁ、あとは実際に見てもらった方がいいかと』
ロ「わかった」
コンコン
シ「船長ー優威の部屋、掃除完了っすー」
と言いながら部屋に入ってきたシャチ
ロ「わかった。シャチ、優威を部屋に案内しろ」
シ「アイアイ、キャプテンー」
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