『もお、俺たち別れよっか…』

「え…なんで?」

俺がそういうと君はとても悲しい顔をする

『もぉ飽きちゃっんすよね〜君。』

「そん…………な…………!?」

なんでそんな泣きそうなんすか?
…………嫌、俺のせいっすよね。

『だからもぉ、バイバイっす。
……………………じゃあね。』











********


『ごめんっ…………ごめん、ごめん、ごめん、…………………ごめんっ!!』

何度謝ったってゆるされないけど

『俺は君を幸せにできないんす………………っ!!』

俺と付き合っているせいで、彼女がひどい嫌がらせにあっているのは知ってる。

……そのせいでひどく君が傷ついていることも。

『…俺は弱い人間っす。』

こんな方法でしか君を守れない。

俺は君の笑顔が何よりも好きだった。
だから君にはずっと、俺の隣で笑っていてほしかった。
でも…
俺の隣だとそれは叶わない。

ごめんね。

『出来れば最後は、泣き顔じゃなくて。君の笑った顔が見たかったっすね……。』
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