変わり者の海兵さん(ネタ)

OP世界にトリップした主人公。職業は何やかんやで海兵。
海賊を問答無用で捕まえるのに疑問を抱く。
指定暴力団みたいに、悪質なものだけ指定海賊団にすればいいのでは、と提言したため、一時は中将にまで上り詰めていたのに、あっさり降格。現在は海賊団を海洋団と名を変える運動に奔走中。暴走族を珍走族みたいに。名前は募集中。親しみがあって海とか船に関する名前がいいなあと思っている。

変わり者扱い。直属の上司はガープ。サカズキには異端扱いされている。ドレークに誘われたがついていかなかった。



 最初フーシャ村に流れ着いた。なぜか力がとても強くなっていることに混乱。少し手を置いただけで木の幹が折れた。びっくりするほどの怪力。コルボ山の森の中に隠れて生活。ダダンたちと知り合うも、「子どもとすぐ泣く女は嫌いだ!」とか何とか言われてフーシャ村まで追い出され(案内され)る。おっかなびっくりエースをあやそうとして失敗。家事をしようとして失敗。ものすごくおろおろするのでダダンの手に負えなかった。追い出したのはダダンの優しさ。
 ガープの知り合いであるダダンの紹介なら、とマキノが世話をすることに。最初は何をやってもだめだめ。皿やグラスは割りまくり、テーブルやイスも破壊しまくり、箒も壊しまくり。だがマキノの優しく忍耐強い指導により何とか人並みの生活を送れるようになる。
 おっちょこちょいのへたれ店員と村中に思われている。が、山賊が襲ってきた時馬鹿力で皆を守る。その際山賊をとても痛めつけてしまい、平和な日本で育ってきた主人公は自分の馬鹿力に愕然。力は使うまい、と決意。

 赤髪海賊団とも接触。気に入られて勧誘されるが固辞。
「怖いから行けません」
「怖いィ?心配ねェよ、おれたちが守ってやる!」
「違います、怖いのはもっと別のことです」
「別のこと?」
「……とにかく、海賊になるつもりはありません。私はなるべく平穏無事にひっそり生きていきたいんです」

 フーシャ村を訪れたガープに問答無用で海軍に勧誘され、連れて行かれる。
 海兵にはならないと言っているのに誰一人聞く耳持たず。この世界の住人はもっと人の話を聞きましょう!?
 そのうちサカズキに目を付けられ、「海賊にでも与するつもりかァ!」とか言われて、「だから海兵にも海賊にもならないって言ってるじゃないですか!」とかってうっかり強く振り払ってしまい、吹き飛ばす。「わしを吹き飛ばすとは…ええ根性じゃァ…!」とか言われてもはや涙目。だから海軍にも海賊にもならないってば!話を!聞いて!!!

 とりあえずその場はつるが収め、個人面談。あの男(ガープ)が無神経で悪いねぇ、とか言われてまた涙ぐむ。そうなんです誰も話聞いてくれなくて…!私は誰も傷つけたくないって言ってるのに…!
「ふぅん…常に武装色の覇気を身にまとっている状態のようだね。肌の色が変わらないのは不思議だが…そういう体質なんだろう。お前さん、いつもその状態で疲れないのかい?」
「疲れるもなにも…意識しているわけではないので…」
 面談の結果、つるは主人公を海軍に置いておくべきと判断。そこそこ自由にさせてやって所属だけ海軍にすればいいのでは、ということに。人に迷惑をかけないためにも、力の制御ができるようになるまで訓練すべきだ、と説得されて主人公もしぶしぶ納得。だがまだ自由になるのは諦めていない。コントロールを身に付けたら海軍を去る約束。つるも一応口約束。
「人を…傷つけるのが怖いんです。たとえ相手がどんな極悪人でも」
 そんなに馬鹿力ならいっそ獄卒にでもなれば、ということでインペルダウンに派遣されたりもするが壁を壊しまくって大変なことになったので、すぐ返される。
しばらくは強い人間の傍にいることに。ガープや大将や七部海など。
「あいつらなら傷つけちまう心配もないだろ?」
 つるの言葉に、不安を抱えながらもうなずくしかなかった。

 ガープはしょっちゅう備品や船を破壊するらしく、彼らの部下の対応は実に慣れたものだった。クラッシャーがもう一人何か増えた…くらいにしか思われていない。ガープと違って壊すたび平謝りするので最初は部下たちも困惑。壊すたびすみませんすみませんと平謝りし、直すのを手伝おうとしてはまた壊す、というループになるのでガープの部下には「もういいですからおとなしくしててください!ガープ中将の見張りでもお願いします!」と叫ばれている。

 コビーとヘルメッポの訓練にも付き合うが強すぎてよく吹っ飛ばしてしまい、ヘルメッポには散々文句を言われている。コビーは強くなるためなら…!と「手合わせお願いします!」と何度でも食い付いてくる。最初は困惑していた主人公も、そのうち、絶対へこたれないコビーに好感を抱いたりもする。あ、この子大丈夫だ…!私がどんなに加減できなくても絶対逃げないし死なない…!と感激。ちょっと心を許す。

 一見おっちょこちょいのへたれに見えるので、実力を知らない下っ端海兵たちには「英雄のコネで上り詰めた」と噂されている。いつも大将や中将たちと一緒にいるのも、媚びているんだろうと噂される。※実際には強くないと傷つける恐れがあり、怖くて近づけないから。その点大将たちは馬鹿みたいに強いので主人公が心配する必要はないため一緒にいられるだけ。

 だがそのうち海軍の横暴ぶりなどを目にしてしまい胃を痛める日々が続く。「ならばお前が正義を執行すればいいだけじゃ」とかサカズキに言われるけどそんなことできるはずもない。ジンベエによく相談に乗ってもらう。泣きながら愚痴る主人公の話を聞いてくれるのはヒナやスモーカーやモモンガを除けばジンベエかクザンくらいのもの(ヒナとスモーカーは訓練期間が同じだったとかでタメ口。モモンガとは中将になった後知り合ったので、ガープと対等に接する主人公に対しモモンガは敬語)。ジンベエ以外には受け流されるのでジンベエになつく。
 ジンベエ経由で白ひげとも接触。「変わったやつだな」と呆れた目を向けられる。



2016/08/12 21:37

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