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「…僕のこと、嫌い?」


なんとまさかの琉生兄に迫られてます!
あの琉生兄に!!
要兄とかなら分かるけど!
落ち着け、私!!
一体何があった?!

深呼吸して、よーく思い出してみるんだ!!


「燈ちゃん、落ち着いて…」


アナタが言えたことじゃないでしょーが!!

えっと…、
今朝は、普通に起きた。
早すぎず、寝坊もせず、ピッタリに起きたはずだ。
それから着替えて五階に上がって、朝食を食べて、そのまま学校へ向かったはず。

それで帰ってきたらコレってどういうこと?!

えっと、今日琉生兄には…、、
あ、そうか!

私はやっと答えにたどり着いて、琉生兄の方を見た。


「朝?」
「…うん。」


今朝、時間がなくて琉生兄のヘアアレンジ断ったんだっけ。

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