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「ん〜、今日は学校休みだっけ……」
『学校休み…絶対あいつが来るな』
「……遊戯」
「あ、おはよう。刹那」
「……窓になんかへばりついてる」
「え……」

おそるおそる、窓へ振り返ってみると……













「遊戯ぃぃぃぃぃぃぃ!オレとデュエルしろぉぉ!」

某社長登場。

カッ!

「朝からうざいぞ海馬ぁぁぁぁぁぁ!」
『また来たのか……』
「刹那!あいつを駆逐しろ!!窓から引き剥がせ!」
「了解…」

がらっ(窓を開けた音)

げしっ(海馬を蹴った音)

「のわぁぁぁぁ!?」

ぼすっ(植木に落下した音)

「よくやった刹那!」
『ちょ、刹那くんに何やらせてんのーー!?』
「朝からうるさい…」
「ティエリア、悪かったな。朝からうざい奴が窓にへばりついていたからな」
「遊戯、こいつ植木で伸びてたぞ」
「ロックオン、そいつここに連絡して引き取ってもらって」
「お、おぅ……」
「アレルヤはこいつ縛って」
「そんなこと笑顔で言っちゃダメだよ〜」

とかいいつついい笑顔で海馬を縛り上げるアレルヤなのだった。














「遊戯、悪かったな。また兄サマいなくなったと思ったら……」
「別に大丈夫だぜ」
「ところで遊戯……こいつら誰だ?」
「ん〜……なんて言うんだっけ……?」
『下宿しにきた人だよ!もしくは居候』
「そうだぜ、居候の人!」
「い、居候って……」
「あながち間違ってはいないけど……」
「……ティエリア、居候ってなんだ?」
「刹那・F・セイエイ……辞書を引け。少しは、自分で勉強しろ」
「ふ〜ん……あ、オレ、海馬モクバだぜぃ!」
「オレはロックオン・ストラトス。よろしくな」
「僕はアレルヤ・ハプティズム」
「ティエリア・アーデだ」
「刹那・F・セイエイ…」
「そこで伸びてるのは…」











「遊戯ぃぃぃぃぃぃぃぃ!デュエルしろぉぉ!」
「うるさいぜ!ば海馬!」
「ぬぁにぃぃぃぃ!」
「………今復活したのは、オレの兄サマの海馬瀬人」
「刹那ぁぁぁぁ!もう一回こいつ駆逐しろぉぉぉぉ!!」
「了k……」
「せっちゃんーーーー!?駆逐はダメぇぇ!」
「ロックオン・ストラトス!うるさい!!」
「……くくっ、ケンカかぁ?ならオレも参加させろ!」
「ぎゃああぁぁぁぁ!騒ぎに乗じてハレルヤが現れた!」
「だから、うるさい!」
















「遊戯ぃぃぃぃ!デュエルしろぉぉぉぉ!」
「嫌だ!昨日もやったじゃないか!」
「ふぅん、逃げるのか?」
「今オレは疲れているんだ!寝かせろ!!」
「ねぇ、モクバくん」
「ん?なんだ」
「さっきから言ってるデュエルってなんだい?」
「あ、それオレも気になった!!」
「興味があるな」
「……エクシア…vv」
「せっちゃ〜ん、戻っておいで〜」
「そのことか!ちょうどいいぜぃ。遊戯、兄サマ、こいつらに説明する為にしデュエルてくれよ!」
「……そういうことなら…」
「ふぅん、いいだろう」
「ここだと部屋破壊するから外に移動するぜ」


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