痒くないけん!3


朝起きたらイケメンを見るとケツの奥が痒くなる身体になっていた。
何じゃあそりゃあ。

担任ホストの幹ちゃんに痒い所を掻いてもらって、痒くなくなってからも掻かれまくって、まじギブっつってからも掻かれまくって、二時間目から授業に出た。
いつの間にかお昼になってた。

「何故だろうさほどお腹が空いてない」
「ずっと寝てたもんな」
「うん」
「素直か」

部活しーの腹へりーな友人Aと食堂に来た。
うちの学園は無駄に金持ちだから、席につくとウエイターさんが本日のメニューを説明しに来る。
友人Aが座って、オレも座ろうと椅子に手をかけた時。

「いらっしゃいませお客様」

ウエイターさんから声をかけられてオレはテーブルに突っ伏した。
今日のウエイターさんはやけにイケボですねホスト以上ですねおかげでオレの腰抜けとるやないかいぃぃ!

「牛尾どした?」
「お客様?いかがなさいましたか?」

足ガクガクんなるからその美声を披露するんじゃありませんよコラァ!

「なっ、んでも…っないけん!」

椅子を引く力も出せないけどとにかくテーブルから起き上がる。
オレ落ち着けビークールビークール。
いやな予感しかしないけどとりあえず顔を確認してみよう。
イケボだからってイケメンとは限らんもん。
平凡なお顔立ちなら平常に戻れるけん。
このガクブルな膝も元に戻るけん。

「お客様、どこか具合でも」
「ひ…ッ!」

と思ってたらウエイターさんがガクブルなオレを支えて下さいました耳元に囁ききましたナニがオッキしました不意打ちは許しまへんでェェ!
しかしこれでチラリと横目に見ればウエイターさんのきっと平凡であろうお顔が。

「あると信じてたオレの希望を返せこらァ…ッ!ァ…ッ!ァ…ッ!」

とぷ…っとぷ…っぴゅく…っ

ウエイターさんはそのイケボに恥じぬイケメンでした。
あまりのご尊顔にオレのナニからささやかなホニャララが三度発射されました。
そしてケツは案の定痒くなりました。

「痒、ゥゥ…ッこ…っのォ…ッ!」

オレはおもむろに腹部と臀部を鷲掴んで耐え、耐え、

「お客様…?」

耐えとるけん話掛けんなやぁぁぁ!
おかげでまたナニがオッキで奥が大変な事にぃぃぃ!

「はっ、かゆ、痒ぅぅ…ッはふ、はふ、痒ぃぃンン…ッ」
「お客様…それは…」

噛み締める口の端から痒い痒いと漏れるレベルで奥が痒いまじ痒い掻きむしりたい。

「なに牛尾、トイレ我慢してたん?」
「はっ?いやそうじゃ、ぁっいやそぉッ!それぇ…ッ!オレっちょっ、トイレぇ…ッ!」

前屈みで足を激しくこすり合わせてよだれ垂れそうになった時、友人Aの平凡な声に多少我に返った。
持つべきものは凡庸な友人である。

「では私がお手洗いへお連れします」
「うォォイ業務外のことすんなやぁぁァァンンン…ッ?!」

どぷっびゅくんッ

突然の申し出と共に腰を抱かれてまたナニがホニャララを発射して変な声出たけどメンチ切っただけやぞァァン?!

「…お客様、今のお声は」
「やからメンチ切っただけやもんンン…!」
「左様でございますか」

オレの涙ながらの訴えを軽く流すイケメンウエイター。
この、誰の、誰のせいや思とんねんワレェェ!

「こちらのテーブルには他のウエイターが参ります。ご友人のお客様は先にお食事を」
「あぁ、どーも」

軽く返事をする友人A。
待て待てトイレに付き添いとかいらんやろコラァァ!ちゃんと突っ込めやAェェェ!

「では参りましょうお客様。奥に従業員用のトイレがございますので」
「っあ、ぇッ?」
「他の生徒に見られる事はありませんし、利用者も少ないです。その方が何かとよろしいかと」
「はぅ…ッんン…ッ」

耳元で小さく囁くイケメンウエイターにまたしても膝ガクブル。
それに反してケツを鷲掴んだ手には力が入って、ケツ穴に突き立てた二本の指が制服もろとも更に食い込み…。
ええええ?!あれェェ?!オレいつの間に穴に指突いとったんんん?!
自分の行動に驚いて手を離そうとしたら何故かイケメンウエイターがその上に手を被せてきて、ケツ穴を押さえながら引きずられるように食堂を突っ切っているんですがこれオレ漏らしたみたいに見えんじゃねーの?!大丈夫なの?!オレの世間体大丈夫なの?!
いや実際前からは漏らしてるんですけども。
むしろ今も漏らしそうな程オッキしてるので前屈みの内股ですけども。
周りから何事かと見られてますけどもォォォォ!

「お客様、もう少しですのでしっかりなさって下さい」
「ひぁ、ぁ」
「大勢の目に見られてイきたくはないでしょう?」
「ふァぁぁン…ッ!」

ぴゅくっ

あんたのイケボのせいでイきましたけどォォォ!

「…お客様、今のお声は」
「はァァン?!メンチ切っただけですが何かァァァ?!」
「ええ、左様でございましょうとも」




「こちらが従業員専用のお手洗いでございます。では、また何かございましたらお声掛け下さい」
「はふ、はぁ…んん…ッ、ありがと、ざいましたッじゃっ!」

オレは生まれたての小鹿な足を叱咤し、壁沿いに手を付きながらも何とか個室に収まった。
扉を閉めて鍵を掛けて、おもむろにパンツずり下ろしてケツに指を突き立てる。

「ぁ…ッぁ…」

ぬぽぬぽずちずち

「ふぅぅ…ッ」

はぁはぁ言いながら指を抜き差しする。
あ、これ人生初アナニーだ。
別に感慨とかはない。というか感慨どころじゃない。絶望しかない。だってお前。

「ひっ、ふぅぅ…っく、届かん、届かんよぉぉ…ッ」

自分の指ケツに突っ込むまでして何の成果も得られんとか絶望すぎてボロ泣きですわ。

ぐちぐちグイグイ

どんなに指突っ込んでもまるで届かん。
クッソあのイケメンさえいなければこんな絶望一生味わわんかったのに!

「も、もっと奥ぅぅ…ッ、もぉいやや、痒いのやぁぁ…っひっ、くぅ…ッ」
「お客様、お手伝い致しますか?」
「ぁはぁ…ッ?!」

個室の外から声が掛かって飛び上がった。
オレのナニからホニャララも飛び上がった。

「お客様?」
「なんなん何でまだいんすか!」
「何かございましたらお声掛け下さいと申しましたが」
「えっそれ今の話だったんすか?!食堂での話じゃなくて?!」

待て待てさっきから居たって事はまさかオレのアナニー声聞かれ、いやいや声抑えてたし?

「痒い所に手が届かないのでしたら、私がいいものを持っておりますが」
「聞かれとるんかいぃ!」

絶望した!

「いかがいたしますか、お客様?」
「いやっ大丈夫です…!から!」

確かに痒い!痒いけど!
ケツ穴が疼くなんて世間体が悪すぎるけん!
扉越しでも絶大な威力のイケボにアナニーは止まらんけど!まだ抵抗出来るけん!

「泣くほどお痒いのでしょう?」
「かっ、痒くッないけん…ッ!」

ずぽずぽずぽずぽぐちぐちぐちぐち

「指では届かない奥の奥まで引っ掻いて差し上げますよ?」
「かっ痒く、なァァ…ッ」

ぐちょぐちょずちずちずぷぷぷぷっ

「長くて堅いものでそこをゴリゴリ擦り潰して欲しいのでしょう?」
「か…ッ痒くゥゥゥゥ…ッ!」

ずぼぼぼぼぼぼぼ

「お客様、失礼致します」
「っは?!」

イケボをオカズにアナニーしまくってたら、個室の鍵がカチッと開いて扉も開いてイケメンがお目見えして。

とぷっとぷっとぷっ

便座の上でケツ穴晒すように腰丸めてM字になって穴に指突っ込んで射精する所見られてオレの世間体が絶望した!

「な、な、なん、鍵…」
「お客様の緊急時には鍵を開ける事もやぶさかではございません」
「そこはやぶさかろうぜ!」
「緊急事態でしたので」

やぶさかる事なくスルッと個室へ入り鍵をかけるイケメンウエイター。
そして狭い個室でオレの股の間に膝をつくイケメンウエイター。
それだとオレのケツ穴と目線が同じだぞいいのかイケメンウエイター。
オレはよくない。

マジで少しはやぶさかろうぜケツ穴大変になっとるやろがァァ!

「さてお客様」

だがしかし!
とんだ痴態でイケメンと対峙してケツ穴の奥がとんでもなくてもオレは断固やぶさかる!

「何か私に申し付けることはございますか?」

例えあまりの痒みにアナニーしながら腰を振りたくっていても断固!断固!

「ないっ、けんンンン…ッ!」

やぶさかるぞォォ!

「左様でございますか。仕方ありませんね」

俯き腰を上げるイケメンウエイター。
やぶさかったぁぁ!
オレやぶさかり切ったぁぁ!
見たか世間体コラァァァ!

「では失礼致します」

イケメンウエイターはそのまま個室を、出て行くかと思ったのに何故かイケメンウエイターのイケメンウエイターが出て来た。

「は、ぇ、えっ?!あッはぁぁンンン…ッ?!」

ずっちゅぅぅぅぅ…ッ!

そしてオレのケツ穴に入って来た。

「はっ、えっ?!なん、なん、でェェ…ッ?!」
「お客様の緊急時には挿入もやぶさかではございません」
「やぶさかれやァ…ッァ…ッァぁんんッ」
「お客様、今のお声は」
「んぁっ、メンチ切ったっだけやもんン…ッ」
「ええ、左様でございましょうとも」

ずろろろろぉぉ…

「はぅ、抜けちゃ、抜けちゃ…」
「時にお客様。私お客様の緊急時には激しくピストンする事もやぶさかではございませんが」

ぬっちゅぅぅぅぅ…

「いかがいたしますか?」

ゆっくり引き抜いたちんこをじっくり押し込みながら耳元に囁かれて、オレは痙攣する身体を叱咤し言いつけた。

「や…っ、やぶさかや、ないけんっ」

ズ…ッポォォン…ッ!

「んはァァァンンン…ッ!」
「お客様、他にも何かございましたらお申し付け下さい」
「ぁはっ、突いてッ突いてッ突いてェェッ!」
「かしこまりました」

パンパンパンパンドチュドチュドチュドチュ

「ぉは、んぁぁぁーッイイっイイっイイっイイっ」
「強さはこの程度でよろしいですか?」
「んはぁぁぁんぁッもっとォ…ッ強くぅぅ…」
「では失礼して」

ずろぉぉ…ズッポォンッ!ぬちょぉぉ…ズッポォンッ!ずるぅぅぅ…ズッポォォォンッ!

「ぁっはっ!ぁっはっ!ぁっはァァんんんッ!これっこれイイぉぉぉ…ッ!」
「お客様、痒い所はどちらですか?私のちんぽ届いてますか?」

ズッポォンッ!ズッポォンッ!ズッポォンッ!

「届いてぅっ奥っしょこぉぉォ…ッ」
「あぁ、一番奥ですね。失礼致します」

イケメンウエイターはオレの足の付け根をズンって引き寄せて、隙間無く密着させた腰とちんぽをぐりゅんぐりゅん回し始めた。

ずりゅりゅっぐりゅゥゥ…ッぐりゅんっぐりゅんっズリュッぐりゅりゅりゅゥゥゥッ!

「ァっぉっぉっお…ッちん……ッぽォォォォォ…ッ!」
「お客様、涎を垂らすほどよろしいですか?」

密着した身体で耳に口をつけて囁かれて、擦られてるケツ穴がもっともっと痒くなる。
アカンこの声何とかせんと無限ループや!

「ぁっ、気持ちぃっ痒いの気持ちぃぃ…ッちんぽゴリゴリ気持ちぃけんっ話しっかけんでぇぇ…っ」
「なぜ?私の声も気持ちイイのでしょう?お客様の愛らしいお尻おまんこ、私の声で搾り取るようにちんぽ締め付けていらっしゃいますよ?」
「ァ…ッ!ァ…ッ!ァぁああん…ッ!」

ドプッドプッドプぅぅぅッ!

エロい言葉を吐息と共に耳に吹き込まれて、オレは絶頂痙攣した。
しかしイケメンウエイターは止まらない。

「私の声でイったのですか?それともちんぽ?」
「ぁんっや、はっはぁぁ…ッんぉっんぉっんぉっんぉっ」

ずちずちずちずちずちずちずちずち

痒いのもあるけどイったばっかで苦しくて逃げようとしたら座位にされた。
正面から腰抱きかかえられてちんぽから逃げられん。
頭も抱きかかえられて耳攻めからも逃げられん!

「いやらしい言葉を言われると更に気持ちがいいのですね。ほら、おまんこもお顔もとろとろですよお客様。私の声とちんぽ感じますか?愛らしいお耳とおまんこ満足ですか?」

ぐちぐちぐちぐちずこずこずこずこ

「んほっんはっぁんっぁんっぁんっぁんっ満足っ満足ぅぅ…ッ」
「左様でございますか。時にお客様、私お客様の緊急時には中出しもやぶさかではございませんが」

イケメンウエイターはトドメとばかり、オレの頭を抱き寄せ耳に唇を触れさせて。

「ご注文は…?」
「ぅ、っく、中出しちんぽ…くだひゃぁあぁ…ッ」

ズッポォォン!がちゅずちゅぶちゅぶちゅズボボボボォォッ!

「ぁひっあはぁぁぁぁんぁんぁんぁんんはぁぁぁ、ぃぁぁあっ?!なっ、何ぃっ?!」
「っはぁ、お客様…」

何と高速ピストンしながら耳を舐めてきたイケメンウエイター。
待てなんの拷問だ気持ち過ぎるわ!

「ひぁ、ァ…ァ…ッやめ、やめぇぇぇ…ッ」

ぷちゅぷちゅレロォ…チュドチュドチュバチュチュッ!

「ぁひっぁへっはっはっぁはっぁはぁぁ…ッ」
「やはり耳を犯すとますます名器になりますね。オトコを搾り取ろうとギュンギュン絡みついて、こんないやらしいおまんこは初めてです」

れろれろばちゅぶちゅズンズンズンズンぶちゅぶちゅドチュチュッ!

「ぁはっ、ぁはっ、ぉっぉっぉっぉっおまんこやっないもんンン…ッ!」
「おまんこですよ。ちんぽ気持ちイイんでしょう?お客様の痒い所を掻いているのはなんです?ねぇ?」

ズコズコズコズコばちゅばちゅばちゅばちゅ

「やぁぁんおちんぽぉっ!堅くて長いおちんぽぉっ!おちんぽっちんぽっちんぽっちんぽっ気持ちぃぃィィィッ!」
「おちんぽ気持ちぃぃのはおまんこでしょう?」
「ぁっぁはっぁはっオレっおまんこなっちゃったぉッおまんこッおまんこぉッ」

ずっぽずっぽドチュドチュドチュドチュ

「そのおまんこに何が欲しいのですかお客様」
「んぁ、中出しっ中出しちんぽぉぉぉぉぉぉ…ッ!」

ばちゅぶちゅズボボッビュルッドプププッドビュルルルゥゥッ!

「はっ、お客様…ご満足頂けましたか?」
「ぁ、はひ、はひ…あぃがと、ございまひたぁ…」

見事ところてんで絶頂痙攣したオレは、無事ケツ穴の痒みを克服した。

そしてイケメンウエイターに連れられ、従業員専用のシャワールームへ案内された訳だが。

「お客様、こちらがボディーソープになります」
「や、分かるんで。みみ、耳元で、囁かんでくださ」
「この愛らしいお耳が何か…?」
「ぁっ、耳ッらめ、ぇぇ…っ」

このイケメンウエイターのイケボ破壊力ハンパないけん。

「そ、な耳吹き込まれたぁ、また、ぁ、ぁっ」



「お客様、中出しちんぽだけでよろしいのですか?この愛らしいお耳は…?」
「ぁッぁッもっ、そこもぉッ!えっエッチぃ事っ、いっぱい言ってぇぇ…ッ」

気づいたら食堂閉まってた。
もう二度とここには来んけん。


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