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■ これは現実

小ネタ(ツイッターより)/裏表現注意




「くら、すき、くら、くらのすけ、すきぃ、だいすき、…あっ、それ、いっ、ぁ…っん、あっああっ、!」

いつも俺の青は可愛い声で俺の名前を呼ぶ。

すき、すき、だいすきって何度も何度も確かめるように言って、決して離さないと言わんばかりに足を絡ませる。
それじゃ動けへんよって打ち付ける腰の動きを止めて笑って言うと青は蕩けた顔で俺を見つめて、俺の話なんて何一つ聞いていないでキスをねだってくるのだ。

溶けてしまいそうなほどに熱くてぐちゃぐちゃの口内を貪るように犯し、快感で力も入らずにいる青の身体の一気に最奥まで突いてやる。するとまるで泣いているように善がるから、俺はぎゅうぎゅうに締め付けてくる肉壁を、己の肉棒でかき分けて犯すのだ。

青は叫びにも近い声で喘ぎ、ぐちゃぐちゃになった青は縋るように俺の名前を呼ぶ。
くら、くらのすけ、すき。だいすき、もっと、奥まで、


「青…あぁ、すき、俺も好き。愛しとる、愛しとるよ。…なあ、青はどこが気持ちええの?奥?なら、奥に出したる、一番奥に出して、そしたら俺との赤ちゃん出来へんかなぁ、俺と青との赤ちゃんなんて可愛えに決まっとるよな、あぁ、やば…ほんま、最高や…好きやで、大好きや」

「あっ、あっや、っやだ、奥!くら、くらっ」

「いやや言うても、青のここはぎゅうぎゅうに締め付けて俺のこと離さへんよ」

「んっあ、…んっ、あんっあ、っ……あ゛、あ゛、…やめっ、しらっ、ぁ、いだ、い、…っ、やめ、ぬい、て、っ…しらい、し、やだ、ぬ、…ぁあ゛っ」


腰を打ち付ける。奥まで、奥まで届くように。
そうすれば泣きながら許しを乞う青に更に己の欲がより一層高まった。

ああほんまに最高や。俺の、俺だけの青。お前は初めから俺のものなんやから、何も心配することなんてあらへんのに。


「っは、あ、もう…イ、!」

「やだ、やだっ、ぬい、て、っ、ぅあ、あっ、ぬけ、抜けよぉ、!あぁ゛っ」

視界が一瞬真っ白に染まる。青の一番奥まで届くように。尻たぶを掴み腰を何度も何度も強く押し付ける。

びくん、びくん。限界を達した陰茎が青の胎内で震えて性を吐き出している。
震えるたびに青の身体はびくつき、青は涙を流しながら、嗚咽をしながら、何度も何度も俺の名前を呼んだ。

何度も何度もしねという単語を繰り返して。


おわり

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