姫子は放心状態で座り込んでいた。
セーラー服は汚れてぐちゃぐちゃに乱れ、足首にはショーツが絡まっている。
廃屋の埃っぽい匂いに混じり、生々しい欲望の残り香が漂っていた。
――先刻、姫子は複数の男達に、代わる代わる犯された。
処女を無遠慮に奪われた体が痛い。
のろのろと膝をついて体を起こせば、何度も吐き出された精液がドロリと零れたのが分かった。
再び泣きそうになった、その時。
「へー、マジだったんだ」
「!!」
1人の男が姫子の連れ込まれた廃屋へと入ってきた。
ここへ来たのは偶然ではないのだろう。
多分、先ほどの男達の仲間なのかも知れない。
わずかな驚きを見せただけで、男は姫子を獲物として近付いてくる。
逃げてしまいたいのに、散々犯された体は思うように動かず、姫子は男に捕らわれてしまった。
「いや…っ やだ、ヤダッ!」
「そんな嫌がんなよ、アイツらに散々ヤられたんだろ、今更じゃんか。俺にも使わせろって」
男は姫子を押し倒してその腹に馬乗りになる。
性急にセーラー服を捲り上げ、乱暴なキスマークが散る胸に肉棒を挟ませた。
中学生の胸とは思えないほど豊満な質量は、しっかりと肉棒を包み込む。
柔らかで弾力のある胸の間で腰を動かし、欲望を硬く育てていった。
「ひ、ぅ…うぅ…ッ」
「こんなデカ乳でアンタ中学生なんだって? 最近の子共は発育スゲーよなぁ」
男の先走りで滑りが良くなる。
挟んだ胸の間で肉棒が成長していくのを嫌でも感じ、姫子はギュッと目を閉じた。
姫子の心境など男には関係ない。
快楽を追い、欲望を吐き出してすっきりする。それに必要なのは女の体で、姫子という個を気に止める筈がない。
レイプとはそんなものだ。
( オナホで抜くとかダサイし、本物のマンコじゃなきゃイった気しねぇんだよな )
十分に硬く勃起した肉棒に、男は体を移動させて姫子の両足を開かせた。
男達の残留で濡れたソコに、欲望の切っ先が押し当てられる。
姫子は激しく嫌がった。
「や、いやっ!やだぁっ! もうしないで、しないでっ」
「だ〜め。もう入れちゃうよー。…んん…狭ぇ…。ほら、俺のチンポどんどん入ってくぜ…」
ズッ…ズル…くちゅ…グヂュ…
膣を広げながら太いモノが来る。
どんどん埋められていく。
「あ…うあぁ…あ…あああ」
「よっ、と」
ズンッ!!
息を飲んで目を見開く。
まだ成熟していない女の場所は、直ぐに入り口に辿り着かれた。
先程も何度もされたが、慣れることなどないその衝撃に、姫子は悲鳴も上げらずに仰け反った。
子宮ごと内臓を押し上げられる、頭が真っ白になるその衝撃。
「へへっ、それじゃあ動くぜ。壊れないように頑張ってなー?」
声もなく戦慄く姫子の細い腰を掴み、男は中学生の体を犯し始めた。
数時間前まで処女だった膣。
散々にマワされた後なのに、そこは十分に狭く、再びの侵入者を締め付けた。
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