しっとりと濡れた吉野の指は、ショーツをのけて、直に秘部を触り出す。
奥から愛液が溢れるのを敏感に感じ取った姫子の膣が、切なく何もない空洞を締め付ける。


『いやらしい子だ…こんなに熱くなって…』

『あぁ…っ、先生、もっとシて…っ』


吉野先生の指がアソコを掻き回している…。
キュンキュンッ、と熱を生む下肢に足を擦り合わせ、たまらず姫子はしゃがみこんだ。
2人に釘付けになったまま、そろり…とスカートの上から股間を押さえる。

( 駄目なのに…っ )

この階に居るのは恐らく自分達だけだ。
周りを伺っても、廊下には姫子以外の姿もない。
こくり、と唾を飲む。
女の膣を掻き乱す吉野の指を見ながら、姫子はスカートの奥へと手を伸ばした…。

…くちゅ……


「―――…ぁ…っ」


姫子のソコは、まるで刺激を待っていたかのように、すっかりと潤っていた。
掠れた吐息が出てしまう。
潤む瞳をこらしながら、姫子は吉野の指を視線で追った。

1つ1つの襞に愛液を塗り込むように指で擦る。もう片方の手は、自然と自分の胸を包んでいた。
乳首の辺りを指で擦れば、蜜は更に奥から溢れてくる。
たっぷりと濡れた指を狭間から滑らせ、膨らみ出した敏感な粒に絡めた。

( こんな事したくないのに…指が…動いちゃう… )

吉野によって膣を弄られている女生徒が羨ましい…。そう思ってしまう自分に、姫子は唇を噛んだ。
あの人なんてただの変態教師じゃない。
優しい顔で皆を騙してる男。
……けれど体は卑猥な刺激を求め、彼の大胆な指使いを待っている。


『あっ…ぁ…先生…、先生のおちんちん入れてぇ…。赤ちゃんの作り方…もっとユリコに教えて下さい…』

『いいよ、ちゃんと教えてあげる…』


頭を優しく撫でたその手で、いきり勃つペニスにコンドームを着ける。
ぐっ、とショーツをずらして濡れ光る秘部を露わにし、吉野は先端を押し当てた。
赤い襞が醜悪な肉塊を飲み込んで行く……姫子は2本に束ねた指を膣に深く挿し入れた。


『あっ、あ…おっきぃ…。あー…すごい、先生の、いっぱいキたよぉ…』


女生徒は吉野の剛直をずっぷりと咥え込んでしまった。腹部を圧迫する質量感にか、彼女の足が震えている。
ポタ、と押し出された愛液が床に落ちる。
しっとりと汗が滲む柔らかな肌に指を食い込ませ、吉野は腰を動かし始めた。

ぐちっ ぐちっ

粘着いたぬかるんだような音が、離れたこちらにも微かにねっとりと届く。
姫子は挿入した指で膣の内壁を擦り、別の手でクリトリスも押しつぶした。
股間に伸ばされた両手は知り尽くした弱い場所を嬲り、トロトロと愛液の蜜が増していく。


『ぁ、んっ、あ、あ』

『声は我慢しなきゃ駄目じゃないか』


困ったように囁きながら、お仕置きとばかりに掴んだお尻に爪を立て、吉野は力強く腰を叩き付けた。
女生徒はハクハクと唇を戦慄かせ、閉じられずに零れる唾液で口周りを濡らしている。
膣の奥まで串刺しにされている。
女生徒は首筋を仰け反らせ、声にならないほどに感じ入っていた。


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