「今日はオチンチン挿入れてセックスしようね。この前は指だけだったから、姫子ちゃん物足りなかったんじゃない?」

「…おなか…キュゥって、してた…」

「虐められなかった子宮が寂しかったんだ? 姫子ちゃんまだ小学生なのにね、エッチで可愛いねぇ…」


男が手慣れた手付きでコンドームをペニスに装着し、階段に腰かけて姫子をその上へと跨がらせた。
スカートで隠されたお互いの下半身が、粘膜を絡ませながらゆっくりと身を寄せ合い、そして肌が触れ合う。
姫子は男の首へと腕を回してしがみつき、奥まで串刺した硬いペニスにぶるぶると震えて頬を紅潮させた。

(奥までキちゃってる…すごい、気持ちいい…。 …本当はダメなのに、おちんちん入れられちゃうの気持ちいいよぉ…)

目の前の男は性犯罪者だ。
その認識は初めから確かにある。
けれど、ぶつけられる肉欲に、与えられる快感に、姫子はすっかり虜になって服従してしまった。

ぬちゅ、ぬちゅ、ニチャ…ッ

どこの誰とも知れない男と抱きしめ合い、自分から腰を上下に振って肌を打ち鳴らしている。
溢れ出そうな喘ぎ声は舌ごと啜られ、「しー…大きな声は駄目だよ」と尻を叩かれて爪をたてられた。
初めからとても意地悪な男だった。
けれどどうしてか、姫子はそんな男の態度に、ぞくぞくと心を震わせてしまう。
溢れるくらいトロトロに股を濡らして、ペニスを締め付けて、ますます男に縋り付いていってしまう。


「っん、…ん、…はぁ…ぅンん…はっ、は、は…あ…っ」

「姫子ちゃん気持ちいい?」

「…ん…うん…、うん、気持ちぃ…気持ちいいの… おじさんのおちんちん好き…」

「素直に言えて良い子だね…、姫子ちゃんの好きなオチンチンでイかせてあげるね…」


姫子の膝裏を腕に引っ掻けるように抱き込むと、尻たぶを両手で鷲掴み、リズミカルに弾ませた。
粘着いた音が静かな踊り場に広がる。
男の首筋にすがり付き、姫子は必死に声を押し殺した。
寄せてくる強い波に一気に飲み込まれ、ビクビクと打ち震えた。
吸い付くように収縮する熱い粘膜。
オーガズムに至った姫子を余韻に浸らせる暇も与えず、男は腰を振り続けた。

(あ、あ、だめ、それだめ、イッちゃう…またイッちゃう…!)

ゴンゴンと奥を叩かれ、内臓を何度も押し上げてくるのに、痛いとか苦しいとかは不思議なくらい感じない。
頭の中が真っ白になる。
チカチカと点滅する歪んだ視界。
心臓が脈打って、汗が吹き出て、爪先や指先に力が入る。


「っう、ん、んっ、…はぁ…っ! あっ! ああぅ……っ」

「…は、は、…うっ…!」


ぎゅうぅっ、と抱き締められる。
腕の中に姫子をしまいこんで、男は射精に至った。
スキンの精液溜まりへと数回に分けて吐き出し、腰を揺すり、射精しながら姫子の収縮する膣を味わう。

ふーっ、ふーっ、と獣じみた荒々しい吐息を繰り返し、ようやく男の余韻が終わる。
腕の中で少女が小さく痙攣していた。
何度かたて続けて達したようだ。
男はぐったりとする姫子に優しく唇を寄せた。

(……あ…、まって…!)

息の整わない姫子の中からズルズルと出ていってしまったペニスに、火照りきった体が取り縋ろうとする。
だが、男は慣れた様子で身繕いをし、姫子の衣服も元の通りにしてしまった。


「姫子ちゃん、またね」


非常階段に残されてしまったのは、疼きをもて余した少女が一人。
姫子は男の言う“次”を心待ちにしてしまうのだった。


end

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