教師を犯すという非現実さに、男子生徒は興奮していた。
同い年の彼女とのセックスよりもずっと良いし、ペニスも直ぐに暴発してしまいそうだった。


「はぁー、はぁー、…う…っ、やべ…イきそ…、あー…」

「…っ!! ぬ、抜いて…! お願い…お願い…っ。やだ、やだ…ッ」

「んー…そうだなぁ…、エロいこと言ったら中には出さないであげるけど…? 『チンポ気持ちいい』とか…『もっと犯して』とか…」

「うわ、まじかよ、ひっでぇ奴!」

「でもそれ俺も聞きたい、先生の声でエロい事とか、興奮するだろ」


姫子は泣きじゃくりながら嫌がったが、男子生徒は「言わないならこのまま中に出すぞ」と脅してきた。
気持ちよさそうに腰を振り、脈打つ股間の快楽を追っている。
やがて少年は果てるだろう。
姫子に躊躇いや抵抗する時間はない。


「……ひ、ひっく…う…、き…気持ちいい…気持ちい、い…です…」

「犯されるの気持ちいいんだ…? 教え子のチンポに感じてんの?」

「っ、…うぅ…っ、チ…ちん、…ちん、ぽ…気持ちいい…ふぅ…ぅええ…っ、教え子のチンポ気持ちいい…」


――あ、あ、犯して…もっとして
――チンポいいの…気持ちいいの…

ぐずぐずと泣きじゃくりながら、姫子はいやらしい言葉を唇から押し出した。
今まで言ったことなどない言葉。
悔しさと恥ずかしさ、いいなりになるしかない絶望に何も考えられなくなる。
ただ、ただ無心になって繰り返した。

(悪いゆめ…悪いゆめを見てるの…)

男子生徒たちの興奮した歓声。
姫子をズリネタに扱く手は早くなり、何人かが射精にいたっていた。
自分の顔や体に生温かいドロリとした飛沫がかけられる。


「んぅ…っ、は…ぁあ…っ、あ…っ! イイ…気持ち良い…っ、あぁ…ーはぁ…ァ…、…もっと、チンポでもっと犯して…っ」

「は、はぁ…、あぁ…たまんねぇーっ、気持ち良い…、イク、あー…イク、イク、…あー、出る…ッ」

「おね、おねがい…あ、ああ…っ、気持ちいい、気持ちいいからぁ…ッ」


言うことをきいたのだから外に出してくれる。
姫子はレイプ魔の言葉を愚かにも信じきって、いやらしい台詞を繰り返した。

…男子生徒が唸るように喘いで、激しく打ち付ける。

体を強張らせてぶるりと震えた。
力むように呼吸を止め、ビク、ビク、と跳ねる股間を押し付ける。
姫子の腰を両手でがっちりと鷲掴み、ひときわ強く貫いて穿つと、動きを止めて歯を食いしばった。

(――――…え…?)

涙に濡れた目を開き、呆然としたまま視線を下肢へと向けた。
暗闇に慣れてきた目がうつしたのは、ぴったりと繋がり合う男と女の下半身。
「マジかよ」「出しやがった」「妊娠したらどうすんだって…」「…いや、でも」「俺も思いっきり中出ししてぇ…」
……周りの男たちのさわざわとした、困惑と興奮に上擦った声。
再びぶるりと震えた男子生徒の体はゆっくりと弛緩し…満足気に溜め息を吐いてゆるゆると腰を前後に揺すった。


「先生の中、気持ち良すぎてヤバいね…。抜いてあげたかったんだけど…腰止まらなかったんだ」


中に出しちゃった。ごめんね。

軽い態度で反省もなにもない謝罪をして、当たり前のように腰を揺すっている。

( ――――っ!!? )

泣き叫びそうになった口に、我慢汁を垂らしたペニスが押し込まれた。


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