MEMO
 小ネタや雑談など。

スパイラル〜推理の絆〜/鳴海歩

読んでみたら普通に面白かったのと、久しぶりに書かないかもしれなくても設定がまとまったので。

【新村遊鶴/ニイムラゆづる】
歩と同じ月臣学園に通う、高校一年生。
幼少より世界的に有名な歌手として活動しており、「天使の歌声」と呼ばれている。しかし歩のピアノに出会って惚れ込んで以来、歩の伴奏以外では歌わなくなる。それゆえ歩が公にピアノを弾かなくなってからは、同じように歌うことから離れていた。
本人は歩の弾くピアノが好きだと言っているが、清隆でも他のピアニストでもなく、鳴海歩という人物が想いながら弾くピアノが好きなため、実際は歩のことを異性として好いている。歩はそのことに気付いていないものの、心を許せる大切な人物だと思っている。
清隆はまさに天才と呼ぶべき存在だと思っているが、完璧すぎて敬遠してしまい、清隆のせいで歩がピアノを止めてしまったことを知っているからあまり好きではない。ただし優しくしてもらっていたので、嫌いでもない。
幼少期はコンサートで出かけ回ることが多かったが、歌から離れて歩とまどかのマンションの近くに住むようになった。プライベートでもいいから、歩にピアノを弾いてほしい一心での接近であり、自身はあまり弾かないにも関わらず、家にグランドピアノがある。
月臣学園に入学できることから頭は悪くないが、今まで世界を転々としながら学校に通わず勉強してきたため、学校生活が新鮮であり、同時に少し馴染みにくいと感じている。
日本人の両親の間に生まれており、兄弟はいない。
長い黒髪で、容姿は上の下くらい。読書のときや授業中だけ眼鏡をかけている。
物事を強く言えないが、周りに流されず自分の意見はちゃんと持っている。人の悩みや躊躇いに聡く、しかし何も言えずにいることが多い。思いやりがあり、人の意見を尊重することから周囲からは好かれている。
歩をしっかりしているが脆いと評しており、逆に歩からは脆そうに見えてしっかりしていると評されている。
ひよのとはすぐに仲良くなり、歩といない時は一緒にいたりする。女子会をよく開催している。
ブレード・チルドレンのことはまったく知らないし関係ないが、歩の親しい人物として駒にカウントされている。ただし清隆の中では使い捨て。
ピアニストのアイズくらいは知っており、歩とブレード・チルドレンたちの関係を疑問に思っている。基本的に歩は大事なことを教えてくれないため、ひよのに聞くか泣き落とすかで聞き出している。
歩と清隆の勝負が終わったあと、ブレード・チルドレンの話を聞いて、歩のそばにいたいと思いつつも、ブレード・チルドレンや歩のために歌手として復帰することを決意する。
しかしやはり歩の伴奏以外ではうまく歌えないため、自分でピアノの練習をして、伴奏も自分でするようになった。アイズや、病室で弾く歩のピアノなら歌うこともある。

2014/09/23


忍空/藍眺

彼らは何を考えているんだろう、と言葉も告がずに私の作った料理を食べる人間とペンギンを見ながら思った。
飛行機で墜落してきた彼らが、我が家に留まって既に一週間近い。壊された家も直ってきたし、気にせず旅を続けてくれて良いと言っているのだが、頑なにそれを辞退する。
元忍空だと言うし、不思議な力を使っているのは見かけるが、いまだによくわかっていない。変わっているが、優しい人たちだ、と思う。
「一週間だな」
ふと、無心に食べていたひとりが顔を上げた。
「なにがだ?」
「風助、食べながら喋んないでよ」
藍眺さんは、風助くんと里穂子さんを見て眉をよせる。気難しい顔か、貴重な笑っている顔か、怒っている顔しか見たことがない。
「ここに落ちてからだよ」
「そんなにか。まだ直せてなくてすまないな」
「いえ、お気になさらず……あの、ほんとに」
食事の手をとめた橙次さんが塞がっていない屋根を見上げたので、慌てて遮る。
「いつまでこんなとこにいるつもりだ」
隠す気もなくイライラした様子の藍眺さんの言葉に、思わず頷く。
「…俺たちがいちゃ、迷惑か?」
「そ、そうではなくて……」
伝わらないなぁ、と途方に暮れた。

結局あれから更に数日。まだ、彼らが旅に出る様子はない。
「……嫌われ、てるんでしょうか」
個人なのか、性別なのか、わからないが。藍眺さんに好かれていないことは確かだ。好かれたいわけではないが、嫌われるのは嬉しくない。
だからどうするというわけでもないけれど、と思いながら息をついて、洗濯物を広げた。
「…あと、少しですもの。関係ないですよね」
うんうん、と頷いていると、二階の窓が開く音がした。
「さっきから何ぶつぶつ言ってんだ」
「!?」
慌てて見上げると、藍眺さんが退屈そうに私を見下ろしていた。珍しく、彼から私に話しかけてくれたらしい。
「き、聞いてましたか?」
「いや、内容までは……」
その言葉にほっと息をついた瞬間、洗濯物が手を離れて宙に舞った。
藍眺さんが身を乗り出すところが見えたと同時に、後頭部に強い衝撃を受けて意識が途絶えた。



藍眺が女に興味を持つのはよっぽどだろう、と思ってありがちな展開を考えたけど書く気力がなくなった。

2013/09/21


マシュランボー/マシュランボー

※勝手にオリジナルと呼んでいる、敵の方のマシュランボーです
※主はオリジナルから剥離した「善」の塊的な存在

「妙に穏やかな気分だ」
真っ白な世界に佇む、背中合わせの男女。
「あるべき姿に戻ったから、じゃない?」
女が、男に返す。
「そういうのも、変な感じはするが」
「…ねえ、『悪』だったころはどんなこと考えてたの?」
「……覚えていない」
「本当に?」
女を振り返りかけた男は、やはりそっぽを向いた。女は男の背に体を預けて問う。
「……『善』などいらないと思っていた」
「そう……」
「今は、」
「うん?」
女が男から体を離すと、男は顔を上げた。
「今は、元の姿に戻れて良かったと思う」
「そう」
「そうって……それだけか」
「元に戻れた、それでいいじゃない」
「そっちが聞いてきたんだろう」
「……」
「……どうした?」
「……」
「おい」
「…あ、ごめんね。何?」
ぼんやりとした様子の女に、男は眉をひそめる。そしてすぐに目を開いて、少しだけ女を振り返った。
「……お前、まさか思考能力が…?」
「……そうだね、馴染んできたみたい、そっちに」
どこからともなく、風が吹いた。
「っ!」
「そろそろ『私』はお別れかな」
「消える、のか?」
「……そうじゃないかな。元は貴方一人だったわけだし」
「嫌じゃないのか。自分が消えて、それでも一つに戻ろうというのか」
「だって『悪』を野放しにもできないでしょ」
女は男の言葉に失笑した。
「それもそうだが……お前の意思はどうなる」
「そんなのいらないよ。だって、『私』は欠片、なんだから」
「…………『善』?」
「……」
再び、風が吹いた。
「……もう消えたのか?意識くらいは残っているんだろう」
「……」
「『悪』がどうだったかはこの際置いておくとして、……今、お前に感謝している。……『善』というお前の存在があって、良かった」
男は決して振り返ることなく、心晴れた笑みを浮かべていた。
「……」
「……今更、おかしな話だ」
風が、男の髪をさらう。
そこには、男の姿しかない。


イメージとしては、マシュラたちに倒されたあと、サタンマシュランボーから六大将軍のカードがはがれて、そのあとオリジナルに「善」が統合したところな感じ。

2013/08/01


シャーマンキング/麻倉葉

@心配なのは
「え……一日も歩くの?本気で?」
「ふん、嫌ならここに残るんだな」
「一日だけってポジティブに行こうぜー」
「そうは言っても、靴擦れとかしそうじゃない」
「うだうだと煩いぞ。葉、何か言ってやれ」
「うえ?うーん……まあ、何とかなるって」
「……はぁ。葉に言われたら頑張るしかないよねぇ」

Aそれは…
「わーい!水辺!」
「煩い騒ぐな!それと貴様、水に足をつけるな!」
「信じらんない、この足の腫れが見えないの!?そこの男子と一緒にしないで!」
「それなら裸足になったらいいんよ」
「なってもいいけど、怪我したら葉が負ぶってくれる?」
「……蓮、少しくらいならいいと思うんよ」
「おい葉」

B和み
「あ、女の子ばっかり。あっち行こうかな」
「おい貴様、」
「あ、でもあの人たち弱そう」
「ちょっとッ!」
「お前がそっち行くと、オイラがアンナに怒られるんよー」
「うん、行かない行かない」
「ほっ、良かった」
「ちょっとそこ、和んでるんじゃないわよ!」

D風呂
「……り、竜、混浴って言ったか?」
「え?ああ…でも旦那、誰もきやしませ…」
「!!そういうことか!」
「んあ?どうしたんだよ蓮」
「気付かんのか馬鹿者!混浴だぞ!」
「だからそれが…」
「オイラ、先にあがるぞー」
「ほへ?旦那ー?」
「みんなも、あいつ入ってくる前にあがれよ」
「「…あ」」

D罰則
「男子、風呂長い」
「す、すまねぇ…」
「てゆーか嬉々として最初に入るなんて。女子に譲りなさいよね」
「いやー、スマンスマン。温泉が気持ち良くってつい忘れてたんよ」
「まったく。肩こりが直るまで肩叩きしてもらうからね!」
「う、腕が疲れてきたんよ〜」
「自業自得だな」
「かわってほしいんよ…」

Eレッツトライ
「根本的に、あの足場壊したらいいんじゃないって思うんだけど」
「できたらやってるっつーの」
「というかそんくらい避けるだろ」
「やってみないとわからないよせーの、」
「あ、でもそうしたらオイラたちも潰されるんじゃ…」
「っ葉それ言うの遅いー!!」

F信じる
「正義だなんだと」
「?」
「口にするのは自由だけど、押しつけられちゃたまったもんじゃないわ」
「まあ……」
「大体ね、私は葉の正義の方が好きよ。あんたたちみたいに極端な正義じゃなくて」
「お、オイラ?」
「葉はね、自分のためじゃない。本当に誰かのための正義を持ってるのよ」

G君ではない
「……あの人、嫌い」
「……オイラも、好きにはなれんよ。どうあっても、あの子は人を殺した。それは揺るぎない事実だ」
「うん……。それが彼女の正義、だとしても」
「リゼルグには、オイラの声が届かんかったんかなぁ……」
「…届いたよ。だけどリゼルグが縋った正義は、葉じゃなかった」
「…おう」


ニコニコ一挙放送…のときに書いたものだと思われます。
やっぱり見てると葉で書きたくなるのかな……。

2013/08/01


幽遊白書/蔵馬

ずっと気になってて、大人買いしちゃいました。
予想してたけど蔵馬が一番好きです。


【華/はな】
妖怪・闇撫の一族で、樹と血のつながった妹。
十代半ば頃の外見。
青緑色の髪を背中でひとつに結んでいる。瞳は鳶色。
樹に似て可愛いというよりは綺麗めな顔立ち。
樹同様、裏男を飼っているが、あまり言うことをきかない。
ランクはD級の上位。
ずっと昔に人間界へ行った樹から連絡が途絶えて以来、一人でその行方を探している。
人間の味があまり好きではない。
人間界に来てオムライスを食べた瞬間、「電撃が走った」と言うほど好みだったらしい。
以来、オムライスはもちろん卵料理(卵かけご飯は認めていない)が好きになる。
裏男のほか、異界の下等妖怪も従えている。
本人は戦闘が得意でなく、かといって参謀ができるわけでもない。
暴走した裏男を追っていたとき、コエンマからの仕事で裏男を追っていた幽助たちと出会う。
魔界に強制送還されかかったところを、幽助に協力するなら兄探しを許可するとされたため言われたとおりにする。
蔵馬に修行をつけてもらいつつ、裏男を従わせられるようになっていく。


詳しいことは(本編書くつもりがないから)決めてない。
まあくっついて子ども作ればいいと思う。

※書く予定がないから盛大なネタバレ
捏造設定として、闇撫の一族は希少種のため混血が許されない。一族間で交配する決まりになっており、華は樹と交配したことがある。
つまり近親相姦ネタが入ります。
書かないけど←ここ大事

2013/05/31









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