psi fantasy_4
「……あ、でも少しだけ体力回復した。魔人ってやっぱすごいんだな」
良薬口に苦し、っていうやつか?
これは無駄にしてはいけないと、竿の方まで垂れたものまで逃さないように舐める。
「……っ、舐めながら上下、するなっ……」
「らってもっらいないし」
ついでにカリの裏側を舌でぐりぐりと刺激する。
「……っぁ!」
内腿がびくっとはねる。
「へぇ、ここいいんだ」
時折、先端をぐるりと舐めながら裏側を重点的に責めたてる。
「くっ、気持ちよく……っなんか、」
「俺は『気持ち』いい、とは言ってないけど?」
「……っう……」
「勇者にチンコ舐められて、感じて、とんだ変態魔人だな」
嘲るように言うと、一層質量を増すペニス。
「しかもマゾって、やばすぎ」
「言う、な……!」
口では余裕ぶっているが、正直、この得体のしれない魔人の痴態に興奮している自分がいる。
その証拠に、俺の息子はさっきから痛いほどズボンを押し上げていた。
「ねぇ、顔見せてよ」
擦る速度をあげながら囁く。
「お前などに……我の、顔を……っ見せる、か……!」
「手ぇ邪魔」
顔を覆う布を掴む、魔人の手は、通常なら岩をも砕く力があるはずだがあっさりほどけた。
「マゾ変態野郎の顔を拝んでやるよ」
そう言いながら布をはらうと、目を潤ませ耳まで赤くした、端正な顔立ちがあらわれた。