星空さえも引きずり降ろして
2013/06/10 20:48

ラックは最初、全体的に5部っぽいなぁと思って聴いてたんだけど、地の底から何かを求めてるようなおどろおどろしさというか、飢えからの必死さが、だんだん5部よりもディオに合ってるように聴こえてきて(5部はなんだかんだ暗さよりも覚悟のイメージだから、酷い世界を押し付けられたという意味では合ってるんだけどあそこまで暗さというか恐ろしい情念を感じない)、改めてディオだと思って最初から聴き直してみたらやばかった。
【つまりそのナイフは〜】とか、【星空さえも〜】とか…序盤はとにかくディオっぽい。
【凍っちゃうや】からが人間をやめた辺りかなぁ。普通に言うとシュールな状況だなぁ。
で、【埃っぽい地下で見張られているような】からのDIOっぷりも凄まじかった。
そして【ここ以外には世界がなくなってしまったような】てフレーズがもうウワァアア…!!!!!そんでそこからのラストが鳥肌だよもう……最後で言う欠落感ってそれ…失くしたネジってつまりそれ………ッ!!!!

と、意識。ラックに比べると意識の解釈は若干カップリング要素が強くなってしまうけど、ここで言う【愛した】には恋愛に限らない複雑な感情がぐるぐるしてると思ってる。

そもそもディオとジョナサンて原作がもう濃すぎるんだよ…!!!
あんだけ本気の殺し合いしといて、互いに意識的に青春を共有して、更に【奇妙な友情】を感じてるってさぁ…しまいにはディオはジョナサンに対して唯一尊敬する相手として定めてるからね
この二人に対してはなんか、愛とか恋とかいった意味でのカップリングには見えないんだよなぁ…かといって友情でもないし、でも互いの繋がりはエグいくらいに深いし、やっぱり【奇妙な友情】なんだろうな。
ってのを踏まえた上で、意識を聴くと、とんでもねぇという話。
意識はここがこう、と単純には言い難い感じ。
聴く時によって解釈が変わったり、ディオに聴こえたりジョナサンに聴こえたり、両方に聴こえたりする。意識も終わり方がえげつないんだよなぁ良い意味で…。

あー、ラックも意識も脳内PVが完璧だからもう誰かこれ映像化してほしい…!

そしてヒトリノ夜。仗助(波多野さん)のGetWildを聴いてから、とにかく熱いヤンキー臭のする曲は4部っぽく聴こえるようになってきたんだwwwいやGetWildは本当に歌詞も完璧に合ってたんですけどね!
てゆうかヒトリノ夜にヤンキー臭を感じるのはひとえにGTOのおかげなんですけどねw

だけど【あの人だけ心の性感帯】とかのくだりはちょっと露伴ちゃんというか露鈴に聴こえてウワァアアってなったんだ…。
あと最初の【100万人のために歌われたラブソング】のくだりは、純愛タイプの仗助や、オリジナルラブが過ぎる由花子さんや康一くんにも通じるものがある気がしてやっぱり4部っぽいとニマニマしたw

なんか4部って色んな愛を感じるんだよね!
友情や愛情から倒錯した性癖まで、人が人であるが故の様々な愛の形、みたいな。善くも悪くも人間特有の衝動が、敵にも味方にも内在してると思う。
てゆうか最近改めて、街を舞台にするっていう発想が凄く素敵だと思ったんだ。
高校生を主人公にしたらたいてい舞台は学校になって、家庭や生活的な日常にはあまりスポットが当たらないって事になりそうだけど、街が舞台になる事で登場人物が多様化されて、結果色々な人間が活躍する話になるんだなぁって。
だって高校生と海洋学者と漫画家と幽霊とイタリアンシェフと取り立て人とミュージシャンとお爺ちゃんと赤ん坊と宇宙人とエステティシャンと建設業者とサラリーマンと主婦と小学生、それぞれがキャラ立ちして活躍する作品なんてそうそう無いよね…!
あぁ、4部大好きだ。
早くASBで仗助使いたい……。
公式サイトのPV5公開まだかなぁあー…。







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