本当はねずっと貴方の事を見ていた。

本当はね嬉しかったの。

だけど、私はその感情をあまりにも知らなくて少し怖かった。


「シカマル、」

「なまえ」


シカマルを呼んだのは何時もの場所。嫌なくらいに綺麗な青空の下で私は鬱々としたおもいだった。


「シカマル、私は……シカマルの気持ちに答えれない。私は、好きとか分からないから、」


嬉しかったこと恥ずかしかったことを告げる
恋愛がわからない。だから、


「シカマルに会いたい話したいけど、これが恋愛なのかわからない!」


最後は息を吐くように言い、逃げるようにその場を去った。

頬を伝う涙の理由も知らず。