04


「ハァ、ハァ……」


さっきまでのは夢?
昔の夢を見てたの?

窓の外はまだ暗く、自分でないシカマルの
寝息が聞こえる。

恐い、恐いよ!
嫌わないで、私を
そんな目で
そんな目で
見ないで!

静かに溢す涙

この身が干からびてしまえば
涙を流す必要なんかないのに…

その日からまた、シカマル達と距離を置く

気味悪がられるくらいなら
始めから距離を置いたらいい
もう、嫌われたくない
もう、疲れたの
だから、感情なんて
いらない
必要ない




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