青城の男

ピッ!

キュッ キュ  ゴッッッッッッッ!!!

「ギャーまたっ」
「これで4本連続サービスエース」

「いいぞいいぞトオル 押せ押せトオル もう一本!!」

2セット目
青城 21ー10 大岬


及川の様子を見て、影山はふと隣の陽に話しかけた。

「及川さんと岩泉さん。小学校のクラブチームから一緒らしいです」
「ああ、あの二人なら俺も夕も当たったことあるぜ。及川さんのサーブなら、確か前に夕が___なあ?夕」
「あれ?西谷さんは?」

「大王様かっけえ!!早く試合したい!!」
「サーブ俺狙ってくんねえかな!? とりてえ!!」

「ああ・・・バカ」
「俺も及川さんのサーブ狙われてえ」
「・・・えっ?」


「あっオイ見ろ翔陽!テレビだぞ!」
「えっっ!テレビ!!?」

「こら〜そこの中学・・・小学生かな?少し静かにね」

「しょっ・・・「スミマセン」」

「「「「「ブフーーーーーっ!」」」」」













『そして続いての注目はAブロック!!_________』

烏野高についてから、バレーのインハイ予選結果が放送されていると聞くや否や、地元テレビにかじりつくように見る男ども。

「今日やった体育館だ!」
「あ、ほんとだ」

『注目はやはり、青葉城西高校の及川徹くんですね!華やかなルックスで女の子のファンも多く、人気も実力も兼ね備えた人物で_______』

「「「_________ちっ」」」
「お前ら、顔怖いぞ」

『そして明日この青葉城西高校に挑むのが、ベスト8確実と思われた伊達工業をまさかのストレートで下し勝ち上がってきた

古豪 烏野高校です』

「「「「「映る・・・!!!」」」」」

ぱっ

・・・・・・・・。  <及川>

ちーーーーーーーん。

「「「「「________」」」」」
「ふんぐぐぐ・・・!!」
「陽さん!テレビぶっ壊さないで!!!」


『烏野高校の印象を聞いてみました』

『いいチームですよね!全力で当たって『砕けて』欲しいですネ!』










『明日も熱戦が期待されます!頑張って欲しいですね!では次の_____』




「先生。ありがとうございました」



「_________よーし、それじゃあ





やるか」


「何を!?」
「みっミーティングですよっ」














そしてインターハイ予選 2日目
烏野 vs 青葉城西  開幕_____







「_______信じてるよ お前ら」





29.8.30

[ 18/38 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -