新年
「新年明けましておめでとうございまーす!」


「今年(発売のBASARA4)もよろしくっす!」


「ささ、正月だし既に政宗呑んでやがるからもういいよ、無礼講ってことで。さあ呑みたまえ左近君」


「あざっすお嬢」


「待て!待たんか貴様ら!特に左近!貴様何故当たり前の様にここに居る!そして名前!何故自然に流している!」


「何いってんすか三成様」


「管理人が去年の企画も済んでない癖に身の程知らずにも始めた"新年あんど四発売記念企画"においてこやつは一位になったのだぞ」


「らから今年の企画はこのお兄さんが主役なんらってさぁ、ひっく」


「(慶次既に酔ってやがる)だからやれ錦戸さんがうんたら次元のうんたらそんなの関係なく左近は登場するわけです。あーゆーおーけー?」


「鮎桶…?…いや、待て!いつからここはメタ発言が横行するようになった!」


「最初からだよ三成」


「というか、メタ発言って言ってる三成様がメタ発言してますよ」


「なっ…!?なん…だと…!?」


「さあさ、もう一杯!」


「あざーす!お嬢も一杯どうすか?」


「20歳以下の未成年者による飲酒は法律により禁止されておりますので」


「わ、急にお堅くなった!ってか、俺二十歳以下なんすけど大丈夫なんすか?」


「そこはまあ、戦国時代は飲酒に年齢制限なかったからってことで。皆戦国時代の人だし、そっちの規則に合わせてるよってご都合主義」


「なーる!あれ、でもあの人飲んでませんよね」


「就にぃはお酒に弱い人だから」


「あー」



(メタ発言を指摘した私が既にメタ発言をしていただと…!?何という矛盾…!…否、それ以前に私以外のツッコミが機能していないような…)


「名前ちゃ〜ん、おれさまにもおさけついで〜」


「はいはい、既にできあがってら」


「主、…………このような、さる、の、相手など………するひつようは、あり、ません…」


「いつもより「……」が多いね小太郎」


「なんかふらふらしてますけど、大丈夫っすか?」


「もんだい、ない……」


「あるでしょこれ。佐助、小太郎運んでやって」


「あいあ〜い、ほらふうまいくよ〜」


「はな、せ………」Zzz


「おお、佐助が小太郎関係の命令聞いたよ」


「よう名前!飲んでるか!?HAHAHA!」


「ほら、おめぇもどーだ一杯、ひっく」


「未成年者の飲酒は法律により以下略」


「んなかてぇこといってんじゃれぇよHAHAHA!」


「おうおう俺のさけがのめねぇってのか、ん?」


「笑い上戸と絡み酒かーやだわー酒臭いわー」


「おら新入り!おめぇものめのめ!」


「俺はもういいっすよー」


「んなつれねぇこと言うんじゃねぇよ!ほらイッキ!イッキ!HAHAHA!」


「だめだこいつら。小十郎さんは何してんの」


「……………………スー」Zzz


「だめだこりゃ」


(ほ…殆ど酔っ払いだと…!?真田と毛利は酔ってこそいないようだがツッコミとしては使い物にならんし…!)


「いや〜いしだのだんながつっこみしてくれてるからおれしゃましごとなくなってたしゅかるわ〜」


「きっさまぁぁぁ!!職務放棄か!!」


「頑張れ三成様」


「きりきり働いて下され三成殿」


「ツッコミはまかしぇたいしだのだんな」


「………っ!…つ…つ…つ…」


『つ?』


「ツッコミなど知ったことかぁぁあぁぁ!!」


「ついに三成様がツッコミ放棄した!」


「やけ酒だ!」


そしてツッコミはいなくなった

(グスッひでよしさまぁぁぁひでよしさまぁぁぁ!)
(三成様泣き上戸なんすね…知らなかった)
(うわぁぁんひでよしさまぁぁぁ!はんべえさまぁぁぁ!俺はっ…俺はどうしたらよかったんですかぁぁぁ!ぎょうぶぅぅぅ!)
(酔うと一人称俺になるみたいだね)
(大泣きっすねぇ)
(珍しいしムービー撮っとこ、あとで辱しめるんだ)
(あ、俺にも焼き増ししてくださいね)



(…ってか、俺が主役のはずなのに三成様の方が目立ってたような…)
(あっ)



そんなわけで、まずは我家お正月風景です。我家内での武将たちの酔い方↓
政宗→笑い上戸(やや弱い)
幸村→エロチックになる(滅茶苦茶強い)
慶次→呂律が回らない(平均的)
佐助→甘えたがりになる(やや強い)
小十郎→寝る(強い)
元就→広島弁+暴れる(壊滅的に弱い)
元親→絡み酒(普通)
小太郎→沈黙が多くなる(やや強い)
三成→泣き上戸+一人称俺化(弱い)
左近→笑い上戸(かなり強い)
(飲まないけど)名前→静かになる(滅茶苦茶強い)

三成が想像以上にでしゃばった…
泣き上戸にストレスも加わったせいであんな大号泣しちゃったんですね。多分。

あけましておめでとうございます。



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