標的確認―・・・


本日の私の任務は――・・・・・・










貴方の名前を知る事。






私はノアの一族ラン。

恋する乙女だ。


相手は誰かって??


それは今あそこでアクマと戦闘している赤い髪の人―・・・



え??

相手はエクソシストじゃんって??



そんな事私には関係ない。

元々私はアクマとか、世界の終焉とか、イノセンスとか、エクソシストとか・・・


そんなの興味ない。


まぁ、家族は大事だけど・・・



そんな事より今の私にとって一番大事なのは―・・・


あの人の名前を知る事だけ!!





私は持っていた手鏡で自分の容姿をチェック。


「よし。間違いなく人間だ」


今あの人と一緒にいる白髪頭のエクソシスト。

あれは前にロードが言っていたアクマの魂が見えるっていうアレンなんとかって奴に違いない。


だからアクマを使う事は出来ないから私が自分であの人の名前を聞かなくてはならない。


でも初対面だし恥ずかしいし教えてくれなかったらショックだし・・・

そもそもあの人の視界に入るとか無理ッ!!


でも知りたい!!




てなわけで、私はあの人の後ろを数十m程離れた位置をキープしながら後をつける。



もう少し近づかないと会話が聞こえない・・・


自然に近づく方法はないものか―・・・

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