繋いでいた手を離してみた。

それは、それが必要だったから。

離したくはなかった。いつまでも。

でも。


空が、広く感じた。

1人になった気がした。隣にいるのに。


転んだら、手が、僕を助けてくれた。


「もうっ・・・」

って。笑ってた。

それで、また手を繋いだ。


空は狭くなったけど、

あったかい手に包まれて


僕は、とても幸せだった。




2009/09/18 13:54:33

[ 20/51 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -