「「はぁ…マジだりぃ…」」
『お疲れ様です…。』
今私は、三成と吉継と一緒にお茶してます。
私達三人だけのお茶の時間は人の目を気にせず素で過ごせる大切な時間。
「関ヶ原以前に、家康と話すのダルい。今朝なんか私の布団に潜り込んでいたぞ!」
『何か日に日に変態度が上がってるね……本当どうしてくれようかあの狸(ボソッ』
「え、千歳様黒い。」
私何か変な事言ったかな…?←天然
「我は過労死しそうよ。毛利とか毛利とか毛利とか毛利のせいで。」
『元就さんしかいないね。あのオクラが納豆と一緒に混ぜてやろうか』
「姫、黒い。」
吉継まで…?何だろう…?←天然
『皆の前だと横文字が使えないから余計に疲れるのかもね。…二人は良く使ってる気がするけど。』
お茶を一口飲み、揃って深い溜め息をついた。
「「関ヶ原だりぃ…」」
『どうにもならないね…』
家康が存在する限りはね。
「家康を斬滅するだけの話です。」
『そうだけど…家康にはあの独眼竜がついてるし…』
「…?誰ですか、それは。」
「やれ、またか。」
『ほら、伊達政宗だよ。って言っても余計わからないか。三成の言葉を借りて言うなら青いのだよ。』
「…そんなのがいましたね。眼帯付けてて、刀六本持った…。」
『そうそう。』
ま、三成が<石田 三成>である以上覚える事はないだろうね。
「その伊達なんとかという奴なら造作もなく斬滅出来ます。」
『それ本人聞いたら泣くよね。』
あぁ…吉継が楽しそうに笑ってる。
他人の不幸が好きだもんね。
今日のお茶の時間も楽しいな。
こんな日も悪くはない
私達三人が揃って呟いた瞬間だった。