チョコレート分

パトロン×ヒモ
パトロン(前サイト)の続き。←読まなくても読めます。
以下の要素があります。
・やんわりと小スカ、飲尿、オナラ描写
・恥垢舐め
・腸液(弄りすぎて触ると腸液が垂れる設定)
・受が自分のパンツを被る
・腸内のザーメン出して飲ザー


 東京に来たのは、今から8年前。
屋根から滑り落ちる雪の音が目覚ましのクソ寒い故郷から、ただ東京に行きたいもっと大きなことがしたいってだけで楽器抱えて飛び出した。
結局そんなことが上手くいくはずなんてなく、その日の暮らしにも事欠く始末。それでも故郷に帰らなかった。帰ったら負けだと思った。

 その日も俺はお金がなくて、日々食べるお金もないのに、ライブハウスのノルマもクリアーできないし、電気も止まったりしてた。
バイト先から帰る途中に、あんまりお腹が空いて、路地裏でしゃがみこんでいた。そんなとき、

 「大丈夫?」

綺麗な身なりをしたあいつが俺を拾って、ご飯を食べさせてくれた。久しぶりの温かいご飯が、嬉しかった。
 そのあと、体を要求されるようになるけど、それでも俺は嬉しかった。この知らない町で、初めて俺のことを、必要としてくれたから。

*

 「おこづかい頂戴」

 堕落とは恐ろしい。最初はあいつのヒモでもしっかりバイトして練習して、すぐに一人立ちしようとしていた。でも、俺が一月かかって稼ぐ金を一晩でばんばん貰えるようになると、働くのが馬鹿らしくなった。練習はまだしたりしなかったりしてる。

 「こないだあげたのは?」

 「スロット。ねー、だめ?」

こうして立派なヒモニートの出来上がりだ。
抱きついて、パトロンの首に顔を埋める。耳の裏から中年の臭いが混ざって、ちょっと、興奮する。

 「仕方ない子だ…おいで。」

パトロンはまんざらでもなさそうに椅子に座った。これはフェラしろってこと。

 「はーい、いたらきまふ。」

ベルト外して、ホック外して、ジッパーは口で下ろす。パンツの上から形をなぞるようにすると、固くなったそれにゾクゾクしちゃう。

 「ふあ…」

パンツを下ろして、ちんこ取り出す。舌で下かられろれろ裏筋かすめるように舐める。舌思いきり出して、左右に動かす。

 「んぶぶ」

そのまま頭を上下して、下いったときは玉に吸い付く。ずびずび音を立てて吸い引っ張る。離すとばつんと音がする。うあ、金たまの裏の臭いだいすき。

 「はふ、ん、んちゅぶ、ちゅぶ」

さらに上で先っぽ口で包んで舌でなめ回す、被ってるのを剥くと、むあっと異臭。うは、今日のきつい。たまんねー。いやらしい臭い。白いのついてて、横からもろこし食べるみたくもぐもぐ吸い付いて、掃除する。

 「ずっずっんちゅちゅちゅぅっ」

 だんだん深くくわえるようにして、その間は金たまなでなでする。手のひらで転がす。

 「上手くなったね。」

 「ひょお?ぐおっ!」

 舐めながら相手を見つめてケツ振る。なんだか犬みたいだ。
首おさえられて、喉をつかれる。ぐるじーけど、我慢。東京来てこういう我慢ばっか覚えた。






 「は、ん…」

 便器の上に足をついて、しゃがむ。洋式便器を和式につかうイメージだ。パトロンはそれをトイレの入り口から見てる。たまにこういう変態くさいことを、する。

 「あ、でる、おしっこ…」

 「出していいよ。」

そう言われて、パンツ履いたままションベンした。ジョロジョロとパンツを伝って、ションベンが便器に落ちていく。股間のとこが濃いシミになって、しばらくしても滴が垂れる。


 「あ、やん…」

 ベッドに戻ると、膝だちにされて抱きしめられた。温かい、昔はお袋にこうしてもらったっけ。ああ、お袋何してるかな。
ずっとこうして体温を感じてたかったけど、パトロンの手が俺のケツを荒く揉んで、パンツを引っ張ってケツにくいこませる。

 「考え事?余裕だね。」

 「あっ、そんなんじゃ…ひあっ」

パンツをずらされて、ローションをたっぷり垂らされる。さらに、それを絡めた指が二本、ゴムつけて中に入ってくる。田舎にいたときは、ここが性感帯だなんて知らなかったのに。

 「あ"っあっ、あ、んんっひっっいいっ、いいっ!すごいっ」

指が中をはげしく責める。はげしくって言っても、抜き差しじゃなくて、動かして止めるの緩急のはげしさ、そんなことで責めてくる。速くしたのを急にやめられると、じん、と腰の奥に甘いのが溜まってく。

 「こんなことで感じるんだ、まぁくんは。変態。」

 「ちがっ、あぅっあぅっあうぅっ」

 固くなってパンツを押し上げたちんこを、パトロンがびんたするみたいに弄ぶ。ちんぽ引っ張っられ、びよんと戻るを繰り返されるだけでも、俺はどんどん高まってしまう。

 「あっ、あ…あんっあっ、ケツっやっ!あっあっあっあぁんっもっ、もっ、とぉ…はふっんんっんっ」

 「もっと?」

 「あんっ、ん、うんっ、もっ、と、もっと触って…!」

 ちんぽとケツを指で遊ばれて、涙で視界が歪む。屈辱感とかでなく、恍惚でなんだから、ほんとヒモって俺の天職。
自分でもケツ振って、よりいいトコ探す。ちんぽに指絡めるだけにされたから、本格的に腰振って、刺激を辿る。

 「あうっあっあっ、いいっいいっはんっんんっひっあっあっあっあっあっ!」

 「びちょびちょ、前より濡れるようになったね。」

 毎週のようにいじるケツ穴はいつしか、いやらしい淫乱な汁を垂らすようになった。刺激されて腸液が垂れる、なんだか俺にはそれが愛液に思えて、自分がはしたないメスに思えて、めちゃめちゃ興奮する。

 「やだっやっびちょびちょ、しなっで、ひくっあっうううっん"んんっ」

イヤなのに勝手にびちょびちょになって糸ひくおまんこみたいに、俺のケツもなればいいのに。中のしこりを指がゴリゴリいじめたてて、そう思う。勝手に濡れたら、どこでもいつでもエッチできる。



 「疲れちゃった。おしまい。」

 「やら…もっと、もっと、ケツいじって、わっ!」

 「だめ。もう入れるよ。ほら、やらしいパンツでも嗅いでな。」

 ひどい。
俺の顔に、ションベンと、我慢汁の染み込んだ俺のパンツを被せてきた。
ちょうど股間の、女のパンツのクロッチに当たる部分を鼻と口のとこにもってこられる。なんか苦い、しょっぱい。伝わる人だけでいいけど、変態仮面になっちまった…。

 「やっやめっんぶ、ん、ん…」

そのまんまキスされた。おしっこのついたパンツぺろぺろされて、若干息苦しい、ぺっとり顔にはりついたパンツごしに唇を合わせた。間違いなく、変態だ、俺も、こいつも。ゾクゾクしちゃう。

 「入れるよ」

 「あふっ、ん、んあっあっあっ、ちんぽ、かたぁっ、あっ、んんんっんぐうっんっ!ん!」

 パンツ被ったまま仰向けになって挿入される。限界まで押し広げて、中の粘膜刺激するちんぽを感じる。すごく感じる。きもちい、ケツ穴。

 「まぁは、どうされるのが感じる?」

 「あふっあっあっあ!あんんっ」

横から深く突かれるの、バックで腰掴まれて突かれるの、パトロンが片膝立てて斜めから突かれるの、これかな。

 「すっ、ひあっ、あ!す、すきに、突かれるのっ!ケツっ、すき、かって突かれるの!処理穴にされてるのっ、か、かんじるっ!ひあっあ!」

嘘っぽいけどこれも本当。向こうの好き勝手にされると、頭がぼーっとなって何も考えられなくなる。たまらなく、熟れたケツ穴が疼く。

 「…まぁは、ほんとっ、煽るのばっかり上手い。」

 「いいっあっあっああん"んんんっんっくぅっんあっあーっあーっ!」

腰掴まれて余裕なさそうに、手荒く突かれる。バツバツ音を立てて腰がぶつかって、甘く痛いケツ穴が痺れる。中の感じるトコを乱暴に掠められると、シーツかきむしって、喉奥から絶叫する。

 「あんっあっあっあっいいっ!いいっ!はひっあふっんんんっんっんあっあーっもっ、あっあぁんっ、ひ!」

じくじくと疼く中を固いので擦られる快感に、足がつりそうなほど力をいれてないと正気が保てない。パトロンの好き勝手に、俺がイキそうなの無視して突かれると、唸るような声が漏れる。

 「ひぁっんぐうううっんんーっ、そんなっんあっくっんあ"くうううううっ、ま、まんこっ、こわれちゃうっんああっあぁんっあっあっ、ん"んんんううううんっ!!」

 「出すよっ、っ」

 「ひああっ中っなかっぴくぴくっしてっひぐっあっでてっ!あっあっ、んうううーっんう〜っお、おれも、で、出るぅっ!」

指にはゴムしてたのに、ちんぽにはゴムしてなかったパトロンが、中出しする。それでぴくぴくと中でちんぽが震えて、その柔い動きに俺もイ、ちゃう!足突っ張って、出してもないのに、快感の山を確かに越えた。

 「おつかれ。」

 「は、はぅ…」

腰がまだビリビリしてやがる。目の前がまだ鮮やかに点滅してるうちに、パトロンがちんぽを抜く。それからやっとパンツ外された。その感覚にも俺は頭を振って、ケツ穴は寂しく収縮する。


 「ほら。喉乾いたでしょう。」

 「ありあと…んく、」

ベッドサイドにあったグラス。そこに残ってた生ぬるい水を渡されて、飲む。絶叫しどおしだった喉に染み入る。

 「ん?あにして…」

水を飲みきると、空いたグラスをパトロンが奪う。そして、俺のケツに宛がった。

 「中の出して。」

 「…っ」

事が終わった後だと、恥ずかしさが増す。お腹に力を込めると、ローションやザーメン入れるときに一緒に入った空気が抜ける音が出る。オナラじゃないけど、なんか気恥ずかしい。

 「んん…」

とろりと、ケツから出されたザーメンが垂れる。それはグラスに受け止められて、底のほうに白く薄く溜まった。出しきると、

 「いっ!?」

そのグラスを口元にもってこられた。
これ、俺の腸液も混ざってっけど。

 「飲ザーは体にいいんだよ。」

 「うそだぁ…変態。んちゅ、」

にこやかに笑うパトロンが無理にグラスを傾ける。うう、ねばっこくて臭い…飲ザー苦手。

 「ちゅは、のんだ…」

 「よしよし、じゃあお水飲みな。」

今度は冷たい水を持ってきてもらった。ザーメンのせいか、胃の中変だ。


*


 「しばらく家空けるから。これで暮らして。」

 「わーお。ありがと。」

余韻に浸る間もなく、パトロンはスーツに袖を通す。少し寂しい。
もらったお金はチョコレート一枚。くっそー寂しいから売り専買っちゃおうか。本末転倒だ。



おわり


・・・・・・・

あとがき

チョコレート一枚=お札の厚さです。
マニアックで思いついたのが変態仮面(-_-;)
mucco様、企画参加ありがとうございました!


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