小ネタ集
惇♀許(典♀許前提)

※許チョ♀獣化設定。


小さな身体に似つかない零れそうな程の胸が目についた。
許チョが獣化してから暫く立つがその身体は以前にも増して、妖艶と色気が上がっていた。
いつも着ている服は少し窮屈そうでピチピチしていた。
それに小さめな服だからか、その豊満な巨乳がくっきりと形が露になっている。
隠すと言う事をしないのかと問いたかった。
夏侯惇は溜息をついた。
典韋が苦労する筈だ。
許チョを狙う男達が増えて典韋が睨みを利かせ威嚇しているのを許チョは知らない。
知らないのがいけないのか許チョはいつもと変わらぬように生活する。
夏侯惇は溜息を再び付き、許チョに話し掛けた。
「許チョ、ちょっといいか」
「んっ…どうしたんだ、夏侯惇?」
夏侯惇に呼ばれた許チョは、夏侯惇の側に近づく。
「許チョ、その服、きつそうだな…」
「なんか胸が大きくなってからお気に入りの服が着れなくなってきただな…」
「少し大きめの服を買ったらどうだ?」
「買おうか迷ってたけどなかなか良いものがなくて仕方なく、着ているんだけど…」
許チョは自分の胸が以前より大きくなって新たな悩みが増えていたと夏侯惇に呟く。
「なら、俺がたまには服を買ってやろうか…」
「え、いいのか?」
「この前、仕事を手伝ってくれたお礼だ…」
「そう言うなら遠慮なくいただくだよ…」
許チョは夏侯惇に微笑んだ。
夏侯惇はその笑顔を見た瞬間、ドキッと胸が鼓動を強くなる。
(可愛い姿を晒していると襲いたくなる…)
「どうしただ、夏侯惇?」
「いや、何でもない。許チョ、城下街に行くぞ。服を買いにいくから付き合え…」
「わかっただ…」
夏侯惇は返事を聞くなり、夏侯惇に手を掴まれた許チョは夏侯惇に連れられて城下街に向かった。



城下街に訪れた二人は許チョに似合いそうな服を選んでいく。
許チョに似合いそうな花柄の模様が入った服や、美しい刺繍が施された服等選びに選ぶと一着の服を購入すると夏侯惇は直ぐさまに許チョに購入した服を渡した。
「ありがとう…夏侯惇」
「いや、礼には及ばない」
「許チョ、早く戻って着替える事だな」
「うん!」
良い返事を返す許チョに夏侯惇は許チョを抱きしめる。
力強い腕に抱かれた許チョは驚き夏侯惇を見る。
「どうしただ、夏侯惇?」
「許チョ、可愛いなあ。典韋が欲しがる理由がわかる気がする…」
男の欲情を誘う身体と仕種が無意識に煽っていると言う事に気づいていない。
夏侯惇は許チョの頬に掌を添えると軽く口づけた。
「!」
突然の行為に許チョは驚く。
「許チョ、ピチピチな服をもう着るな。男を誘っているようにしか見えないぞ…」
「なっ、何を言ってるだ…オラはそんなつもりは」
「お前がそう思っていても周りはそうは思わないだろう」
夏侯惇は軽く許チョの胸を揉んだ。
「ひゃあ…あんっ!」
「柔らかいな。硬いと思っていたが以外に柔らかいし、軽く揉んだだけで乳首が立っているぞ」
「いや、恥ずかしいだ…」
「エロい身体をしているから襲いたくなる」
「そ、そんな…」
「だから、そんなぴっちりした服を着ると男に襲われかねない。だから今度はゆったりした服を着ろ…無頓着すぎると典韋が苦労するのが解る」
「うっ…解っただ。夏侯惇はそれを教える為にわざとこんな事をしたのか?」
「ああ…」
(本当は襲いたくて仕方ないのだが、許チョがそう捉えたのなら何も言うまい)
夏侯惇の思う気持ち等、知らずに許チョは複雑な気持ちであった。
「それに獣化しているから余計に目立つからな…ちゃんとしておかないと駄目だぞ」
「うん、忠告ありがとう…素直に従うよ」
許チョはやっと自分の姿が危険性を秘めていたのを気づいた。
夏侯惇の優しさに嬉しくて笑顔を浮かべた。
「許チョ、そろそろ帰るか…あんまりうろつくと典韋が心配するからな」
「うん…解っただ」
許チョは夏侯惇の手を繋いだ。
「一緒に帰るまで手を繋いでいていいかな?」
「構わないぞ…」
夏侯惇の返事を聞くと許チョは夏侯惇と一緒に屋敷へと帰っていった。
その後、夏侯惇に買って貰った服を着て楽しそうに典韋とデートする許チョの姿があったとさ。




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27th.Oct.2011


 
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