刻を超えて | ナノ


▼ 03


ガタンゴトンガタンゴトン

ガタンゴトン…


四人が座っていた席に窓の外からの光が漏れ、照らした。


ガチャ


「エクソシスト様、着きました…あれ?」


ファインダーがアレン達がいた室内をを開けたが


「誰も…いない?」


一人としていなかった。
ずっと通路にいたファインダーはそんなはずはないと思いながらも四人を探すべく辺りを見渡した。










彼らは消えた…


彼らの最後を見た者は

誰一人として




いない…





彼らが最後に座っていた座席は

温かみだけを残して


忽然と消えてしまったのだ






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