俺の願いを叶えてください。
ほら、まっすぐ。
僕を狙って、
銃口(先)を僕のココ(心臓)に向けて……?
「ッ……!
好きじゃ、ないわ、アンタ……」
あはは……ありがとう、
「……ばか……っ……」
ほら……そろそろ時間だ……
もうすぐ、人が来てしまう……
「っ……アンタ、一生後悔するわ……!」
そうだね……でも、君に殺されるなら……
――パンッ…
ありが、と……
僕を、殺、して…くれ、て……
「だ………い…………す………き…………」
「ッ…………
だい、嫌い……大嫌い、大嫌い、大嫌い…大…きら、いっ……
――だい、すき……っ!」
俺の願いを叶えてください。
(――世界で1番、貴方を、)
(「「愛していました」」)
―――――――――――――――――
ホントのホントの小説を書き始めたころに書いた作品。
整理していたら出てきたので載せてみた。
多分相手はいない、はず。
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