俺の願いを叶えてください。





ほら、まっすぐ。

僕を狙って、

銃口(先)を僕のココ(心臓)に向けて……?



「ッ……!

 好きじゃ、ないわ、アンタ……」



あはは……ありがとう、



「……ばか……っ……」



ほら……そろそろ時間だ……

もうすぐ、人が来てしまう……



「っ……アンタ、一生後悔するわ……!」



そうだね……でも、君に殺されるなら……


――パンッ…


ありが、と……

僕を、殺、して…くれ、て……


「だ………い…………す………き…………」


「ッ…………

 だい、嫌い……大嫌い、大嫌い、大嫌い…大…きら、いっ……

 ――だい、すき……っ!」





俺の願いを叶えてください。

(――世界で1番、貴方を、)
(「「愛していました」」)




―――――――――――――――――

ホントのホントの小説を書き始めたころに書いた作品。
整理していたら出てきたので載せてみた。
多分相手はいない、はず。




[ 5/10 ]

[*prev] [next#]

[しおりを挟む]
←Back


人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -