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拝啓 ゴロン様

初めまして。
この度は「いんどあ派、再び」十万打記念企画にご参加下さり、有難う御座います。
ご承知かと思いますが、私、リスティアータが質問に答えさせて頂きます。

「あら。この方は3つも質問をして下さったのね」
「マジかよ。ダントツだな」
「積極的に参加して貰えるのは有り難い事だぜ?」
「そりゃそうだろーけどよ」
「構って貰えないからってむくれるなよ、ルーク」
「なっ!べ、別にむくれてねぇっつーの!」
「あらあら(にこにこ)」

最初に頂いた質問は「パーティメンバーと言葉を交わした時の第一印象と現在の印象を教えて下さい」でしたね。

イオン様は初めてお会いした時から「導師」でいらっしゃいます。
この先、そういった印象を抱かない未来が来る事を陰ながら願っていますけれど、こればかりはイオン様ご自身が気付かなければならない事ですから、私からは何も言えませんね。

アニスは…アニスも今まであまり印象は変わりませんね。
元気一杯な女の子です。
時々見られる格好いいアニスも、可愛らしいと思います。

ティアは真面目な子ですね。
軍人としての覚悟を理解し、それを実行しようと努力を惜しまない努力家さん。ちょっと生真面目過ぎる所もありますが、時々見せる笑顔は普通の女の子です。
早くルークも彼女の魅力に気付けばいいのですけれど。

ルークは色々な事情も踏まえて「やんちゃな子」だと思っています。
今まで何も考えて来なかった分、これから沢山考えなくてはならない事が出てくるでしょう。
でも、ルークは勇気をきちんと持っていますから、立派な男の子になると思います。

ガイは、一言で言うなら「爽やか」な印象でした。
今もそれは変わりませんが、未だにガイの人相が正確に解らないのが残念です。
彼の女性恐怖症を刺激したくはないので無理を言うつもりはありませんけれど、いつか「ガイ様」の笑顔を見てみたいですね。
きっと爽やかでしょうから。

「あら……」
「どうしましたの?」
「ええ…私、まだあなたとは出会っていないでしょう?」
「まぁ、言われてみれば…」
「どうしようかしら…」
「私としても残念ですが、諦めて頂くほかありませんわね…。出会っていないものは仕方ありませんもの…」
「そうね…。またの機会に期待しましょう」

最後にジェイドは、

「…………(困った顔)」
「…………(にぃっこり)」
「…………(困った顔)」
「…おや、私の事は書いて頂けないんですか?」
「いえ、ただ…」
「ただ?」
「急に何て書いたらいいか解らなくなってしまって…」
「……そうですか」

ジェイドは、最初は鋭い印象の方でした。
今は、

今は、暖かな方だと、思います。

「………」

次の質問は「アリエッタに今のイオンが別人だと教えたのはフィエラ様なのですか?」でしたね。

…アリエッタにその事実を伝えたのは私ではありません。
イオンが最期を迎える前に、アリエッタに伝えたと、アリエッタから聞いています。
直後のあの子はそんな余裕はなかったようですが、暫くして話してくれました。
初めてイオン様の姿を見た時はかなり混乱していましたが、今はちゃんと理解しているようです。
皆さんがあの子をどのように思っているのかは解りませんが、アリエッタは時間はかかってもちゃんと理解すれば、受け入れる強さを持った子だと、私は信じています。

次の質問は「今現在一番好意を持っているのは誰ですか?ルーク側、六神将側、それぞれお答え下さい」でしたね。

「まぁ、困ったわねぇ」
「リスティアータ様、どうかしましたか?」
「あら、ティア。実は…かくかくしかじか…なの」
「好意…ですか…」
「好意という事は、親しみや好ましく思っているかという事でしょう?」
「ええ…まぁ…」
「私、皆の事、とっても大好きだから、一番と言われると困ってしまって…(困った顔)」
「!…そっそれで良いと思いますっ(赤面)」
「あら、そうかしら?」
「はいっ。寧ろ私は十分ですっ(質問者の意図とは違っても)」
「……?」

きちんと答えられなくて申し訳ないのですけれど、皆さん好きなので、一番は選べません。
ごめんなさいね。
それでは、この辺で失礼させて頂きます。
たくさん質問して下さってありがとうございました。

リスティアータ 敬具

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