明智光秀 | ナノ



「だーから言ったでしょ?暑くても夜は布団かけてって」
「だって…」
「だってじゃないの。ここは元いた世界とは違うんだから」

連日の猛暑と夜に布団をかけずに寝ていたせいで、完全に夏バテになった私に説教をするサブローはまるで保護者のよう。
どうせお腹出して寝てたんでしょと、子ども扱いまでされる始末。
便利な平成の世では、クーラーひとつつければ快適に過ごせたのに…。

「殿、水と手拭いをお持ちしました」
「ありがとう、つねちゃん。ほら、#名前#!熱あるんだから、冷やすよ」
「いい、いらない…」
「いらなくないってば。ちょっと、つねちゃんからも言ってやって」
「#名前#殿、夏風邪は厄介にござりまする。お早く治された方が…」
「寝てれば大丈夫だよ、心配ないってば…」



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