(英会話はじめました続編)
(直接的卑猥表現あり)






「Did you go all the way with Ingo Boss?」


「ブハー!!」


──汚い。
エメットボスの飲んだブラックコーヒーが華麗にシャワーになり、ああ、虹が出ないことが勿体ないくらいだ。
白のサブウェイボス専用コートにきっと残念な染みが出来たに違いない。


「何だって!?」


「だから、駅ですよ駅。アンヴィルタウンにインゴボスと一緒に行ったんですか?」


「…………ハー、ハヅキさあ、もうゼッタイ英語使わないでよ」


「はあ?」


意味が理解出来ず、首を傾げる。
すると、うんうん頷いて軽く肩を叩かれた。
ああ、また間違えたのだと分かる。
せっかく、英語勉強したのに。


「正しくは“Did you go all the way to the station with Ingo Boss?”」


「じゃあ私が言った直訳は?」


凄く嫌そうな顔をしてエメットボスは言葉を渋るように、


「ンー……“インゴボスとセックスしたの?”ってトコかな」


「セッ!?」




←|TOP


×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -