TRIO!! | ナノ

卑猥な言葉が出るので、苦手な方はご注意ください





「ばばーん!ぴなこー遊びに来たぜ!」
「あ、うん」


あれ…?
効果音つきでノックせずに入って来たのに反応薄っ!
いつもなら「黙れ」とか「帰れ」とか言ってくるのに・・・って俺はエムかっ。
はっ! まさかぴなこったらそんな俺を見越して・・・


「放置プレーとか言わないでね」
「な、なんで分かったし・・・」
「いや、全部声に出てるし」


わー俺ばかーっさすがっキラッ!

視線を向けてこないけど、威圧感ねぇから黙っておこう。


「てかぴなこ何読んでんの?」
「ん? 読んであげようか?」


どきっ

ふわりと優しく笑うもんだから、見とれてこくりと頷いてしまった。
笑顔でたんたんと読む内容に、俺は後悔することを知らないが。


「美人巨乳妻。

私の趣味は夫が不在中に隣の家の男子高生を招き入れてイケナイコトをすること。

-お…奥さん
-いいのよ、触って
-でも・・・
-あら、もうこんなにパンパ「わああああああああああ」


ヤバいヤバいなんちゅーもん読んでんだ、てか俺のエロ本じゃん、なにやってんだ俺!
てか卑猥な言葉を連呼しないでぴなこー!


「ごめんなさいごめんなさい、もうぴなこの家に物騒なもの持ってきたり置いたりしません、許してください、ごめんなさい」
「-うっくっ…はっ駄目
-あっ・・・もうっ、出しちゃって構わないわっ、ひゃ、あ
-も…むり「ごめんなさいだからリアルな感じで読まないでー!」


このやり取りが30分程続いた。
おかげで神経がすり減り、寿命が縮んだ気がする。ごめんなさい俺が悪かったんです許してください。

てか今日のぴなこ変!



女の子に卑猥な本を持たせるな



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