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オーナー
(通話状態にはなっているが、スマホを片手にしたまま片付けれる器用さはない為に、スマホを床に置いたまま濡れたフローリングを掃除しようとしていて)
うう…スマホ取りたかっただけなのに、床も俺のズボンもひどい…
濡れて気持ち悪い…せっかく辰君から電話かかってきたのに…
(割れていなかったカップを拾い、雑巾で床を拭きながら。しょんぼり落ち込んだ声で呟き。
相変わらず通話状態なスマホの事を忘れかけていて)
さっきビックリして電話切ったからかなあ…辰君の声聞きたいけど、声が低くて格好いいから耳元で聞こえると興奮しちゃうんだよなあ…はぁ…俺がもっと普通だったら、ちゃんと電話とか出来たのに
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辰之
? !? ちょ、大丈夫?!寝てたの?とりあえず椅子かベッドに1度座って
《電話をかけてきたのに切った事を怒ろうと思っていたのだが相手のテンパり具合と電話口から聞こえる音にそれどころではなくなり声をかけつつ1度落ち着かせようとし》
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オーナー
うわああ!!?
か、かかってき、っわ!?え、ちょ!!
(かけなおす為に、落ち着こうと深呼吸している最中に電話が鳴ってしまい。慌てて通話ボタンを押そうとしてスマホを落とし、拾おうとしてテーブルの角で頭を打って。
痛みで涙目になりつつやっと通話ボタンを押して)
も、もしもしっ!?
辰ゆk、うひゃあ!!?ち、ちょっと待っ、あああああ!!!?
(テーブルの上にあったグラスが転けて、床がお茶で水浸しになり)
ー
コミュ障で残念に残念を重ねたのがオーナー
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辰之
《着信が鳴るとは思わず嬉しくなったがワン切りされれば深夜、しかも疲れもあるのでイラっとしてしまい、そのままの勢いでコチラから電話をして。出るまで切るつもりはなく何コールも鳴らしていきながらビールを飲み始め》
………出ないつもりじゃないよね?
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オーナー
電話…かけていいのか、な
(文字を打つよりも断然簡単だし、声が聞きたい誘惑に負けて通話ボタンを押し。コール音を聞いているうちに緊張してきて、繋がった瞬間に衝動的に電話を切ってしまい)
うわああああ!?
つ、繋がっ…!!こ、こんな時間に朝生田君の声聞くとか無理っ…!!
俺の心臓もたないっっ…!!
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辰之
『ひなさんもお疲れ様。起こした?起きてたなら少し話さない?』
《相手からの短く濁点やら打ち間違いした文が可愛く愛しく見えてあまり感情が動かないタイプであるのだが ぶふっと小さく吹いてしまい。そうしながらも手馴れているので相手がもう少し何かとワタワタしている間に返事を送り。その返事か着信を待つ間にチューハイを冷蔵庫に取りに行き》
=◆=◆=
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