=追加=

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さっき脱いだ服は洗濯に出した
後は知らん
お前の服でも洗濯しとけ

(家事能力が無い為、ただ雑に思ったものを口にしただけで。
さっき汚した服や、相手の汚れたら服が何故汚れたかを意識しているわけではなく)


=◆=◆=
■□■
紫梟

うっ…は、はい…鍵の掛かってる部屋には近付きません…

(言いたい事が言えない…というより、今の状況は誰がどう見ても押し掛け女房だ。ストーカーと言われても仕方がない。だがそれなりにはショックな紫梟だったが、次の縣の言葉に抱かれた記憶が具に甦り、ゴワッと音がしそうな程顔を真っ赤にして近付かないようにすると答えるのがやっとだった。思わず誤魔化すように食べ終わった食器を洗おうと立ち上がりキッチンへと足早に去っていき)

心情:[も、もう…どうしよう…忘れなきゃって思えば思うほど記憶が甦ってきて意識しちゃうぅ…]

(食器の汚れを軽く落とした食洗機に入れスイッチを入れると、浴室の方へ行きランドリーボックスを開け色柄物と白っぽい物、下着とタオル…等に分けて洗濯機に放り込んでいき)

えっと…こっちがクリーニングに出すワイシャツとかだね…後は…あ!竜頭さん他に洗うものがありませんか?




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■□■


は?
お前一応男のくせに俺のストーカーじゃねえか

(目をしばたかせてから片眉を歪め、相手が自分の事を棚上げして問いかけてきている事に呆れ。
端から女性は金を稼ぐ為の道具であり恋愛対象ではないけれど、あえて伝える気もなく)

家事をはりきるのはいいが、どっかの部屋に鍵がかかってるハズだ。
姿が見えねえ慶と響夜がヤりまくってるだろうから近づくなよ


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■□■
紫梟

りょ…料理は…って…ひどいですぅ…ちゃんとお掃除も洗濯もできますよ…

(いや、多分そういう事じゃない…とツッコミどころ満載な返事を返す紫梟。縣の残していたフルーツサンドをパクリとかぶりつきつつリスが頬袋を脹らませるようにプクッと頬を膨らませる。もうド天然なのか、男をたぶらかす手練手管に長けた魔性なのか…まぁ後者は女性ではないから成り立たない気もするが、恐らく縣の周りにはあまりいなかったタイプだろう。ただひとつ、縣は普通に女性が好きなのだと思っていたから、男が男に好意を向けるなど気色が悪いだけだと思っていただけに、まさか事故とは言え男の自分を抱くとは思っていなかった紫梟だったけど、これはワンチャン自分にも分があるのではないかとちょっとだけあざとい考えが頭を過り、チラッと縣を上目遣いに見つめ)

あの…竜頭さん…同じ男性でも…その…す、好きになれたりしますか?

(何分初めてな気持ちと体験で頭は沸騰寸前。余裕など一切なく食い気味に縣に直球の質問をして)


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■□■


ああ、悪い
助かる

(ひょいと相手の皿からサンドイッチを掴み取ると、残っているフルーツサンドを皿ごと相手に差し向け。
片手でペロリとサンドイッチを食べてしまえば、満足したのか親指をひと舐めし)

美味かった
お前、料理はまともだな



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■□■
紫梟

ん?あっ…フルーツサンド苦手でしたか?
僕のBLTと交換しましょ?

(ふと見遣ると竜頭が渋面でフルーツサンドを睨んでいるのを見て最初はスイーツっぽいサンドで苦手なのだろうかと思い、そう声をかけて自分の皿に残っているサンドイッチの中で肉系の挟んである物をチョイスして野菜やフルーツサンドを食べた後に自分の皿をズイッと竜頭の前に出して竜頭の残しているサンドイッチと交換しようと提案してみて)


───

イチゴ嫌いなのね〜


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