じゃんけん。


軽い設定。


銀ちゃんにょたたたたです。
坂田銀時
国語科の美人教師。
Bカップ。
白いYシャツはぴっちりしていて第2ボタンまでオープンボイン。
短いタイトスカートに白衣。

高杉晋助
高校3年生。不良生徒。
銀時の恋人。

土方十四郎
高校3年生。高杉と同じクラスで銀時担当。
銀時に一目惚れ。ストーカーぽい。


ではどうぞ( ^ω^)_「↓」






「銀時ー、」
「先生をつけろ。先生を。」

俺の名前は坂田銀時。
ちゃらいと他の先生から言われて確かに先生ぽくねーけど、
ちゃんと教師免許持ってます。

今、俺のことを呼び捨てで呼ぶ馬鹿は高杉晋助。
俺の可愛い生徒であり、内緒の恋人です。

高校2年の時、高杉は誰も手をつけられない不良だった。
学校に来ないのにカラオケ、ゲーセン等遊び歩いている。
学校へ来ても器物破損、授業妨害。女遊びと言う....
やばい不良がいるクラスZ組を俺は途中から担当することになり....

高杉を学校にちゃんと通わせようと努力した結果、
思った以上に好かれてしまい、猛烈アタックされ...
乳揉まれるわ、キスされるわ、抱きしめられるわ。家に来るわ。
もうすごくて...女慣れしてる癖に俺なんかに必死になる高杉が可愛くて。
高3になる春、告白され....俺はOKを出した。


それから約半年...付き合っているわけだけど...
一応ね、??付き合ってるといえど教師と生徒。あってはならない恋愛なんだから
名前を廊下で呼ぶとか......もうちょっと隠そうとしてよォォォ!!

はぁ、と呆れため息吐きながら高杉のほうへ顔を向ける。
するとずんずん、と凄い速さで近付いてきてぐんっ、と体を寄せられる。

「お前、土方の野郎に何もされてねーよな!?」

「は、はあ?? 土方くん??」

いきなり俺の可愛い教え子の名前が出てきてびっくり。
土方というのは俺のクラスの副学級長。土方十四郎。

「彼奴、御前のこと好きなんだよ。だからなんかされたら...

「あ、銀時先生!!」

高杉の声の上に言葉を重ねたのは、噂の土方くんだった。

「なんだよ、土方。」

「お前に用じゃねーよ、銀時先生に用事があんだよ。」

「此奴に話を通す時は俺に許可を得ろ。」

「は?なんでだよ、」

「俺が此奴の恋人だからだ。」

「はあ?? ふざけんなそんなの信じるかよ、」

「信じなくても俺の恋人なんだよ、なぁ?銀時」

ペラペラと口喧嘩をする二人に呆れているといきなり高杉に話を振られ、
腕を掴まれ高杉に引き寄せられる。
わ、と小さな悲鳴をあげて高杉の胸に吸い込まれる。
腕を掴んでいた高杉は俺の肩に手を回すとニヤニヤ、と土方を蔑んだ目で見つめた。
餓鬼か、こいつら、


「いいか、此奴の乳をもんでいいのも、孔に指突っ込むのも俺の役目なんだよ。」

「あほかァァァァ!! 何こんな廊下で暴露してんだてめえぇぇぇぇ!!」

「....まじか。」

「まじだ。だから諦めろ。此奴は。」

「え、ね?俺の話聞いてる?? しんちゃーん?? 土方くんー?」

「........諦めきれねえ!!」

「ちょっとォォォ!?俺の話聞いてるぅぅうぅ!?」

「ふざけんな!!」

「ふざけてねーよ!! ...... わかった。こういうもめた時は、




じゃんけんに限る。」


指を突き立ててそう呟く土方くん。

かちん、と固まる俺と高杉。
え、俺の価値ってじゃんけんですか。
眉下げて高杉を見上げる。
高杉は硬直した壗で。でも、高杉は俺のこと大好きだから、
そんなじゃんけんなんかで俺を譲るなんてことはしないと思う。
そう信じてるのは、俺も高杉がなんやかんや大好きだからである。

そう、高杉は俺のこと―――

「上等だコノヤロー、」

...................................はい??


よし、と呟いて手をぐーにする土方。
それに続いて高杉も手を握る。

じゃーんけーん、なんてじゃんけんを始める二人に俺はついに




キレた。








「ふっざけんなァァァァァ!!!」




ばぁぁあん、と激しい音を立てて床に穴があく。
そこに埋まる高杉と土方。
かつん、かつん、と低いヒールの音を廊下に響かせ、
怒り心頭な俺は職員室へと向かう。




それから高杉が頭を下げて全力で誤ってきたのはそれから1時間くらいあとのこと。







**********************


明るめ、ということで。
ギャグ満載です(笑)書いてる途中で「そういえばギャグも入れてって言われたなぁ、」と思い出し....
ギャグ入れました。こんなんでよろしいでしょうか??



[ prev / next ]
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -