■ **をするときは、風邪をひいてない時に。

「土方、馬鹿だろ。」
「嗚呼。馬鹿だな。」
季節は冬。インフルエンザが流行っているこの時期に
俺の恋人土方十四郎は一晩中薄い格好で外で遊んでた上に少し風邪気味だったらしく
家に帰っても風呂に入らずそのまま布団の上で何もかけずに寝ていた。
当たり前の如く、インフルにかかったわけであり。
俺は恋人だからその看病に来ていた。
「取り敢えず、今お粥作ってくるから。 御前はねてろ。」
水で絞ったタオルを相手の額に乗せてはお粥を作りに台所へ向かう。
こう見えても妹の神楽がいるため、料理はいつもやっている。
とりま、適当にお粥を作り土方が寝ている部屋に戻ると土方はすーっと寝息を立てて寝ていた。
そういえば俺…土方の寝顔見るの、はじめてかもしんね。
修学旅行が一緒の班で隣に寝ていたが、自分が先に寝てしまって目が覚めた時には土方は起きていたし、授業中は真面目な此奴は寝たりしないし。
だから、一度も寝顔を見たことがなかった。お粥を置いてまじまじと見ていると
視線に気がついたのか土方が薄々目をあける。
「ん。銀時…?」
「悪い、起こしちまったか?」
「いや、大丈夫だ。」
「そか。お粥できたけど食べるか?」
「おう。」
土方は額に乗っていたタオルをどけるとよっこらせ、と起き上がる。
お粥を渡すといただきます、と一口食べる。
「さすが銀時。料理上手だな。うまい。」と褒めてくれる土方がかっこよすぎて
ついつい、顔が赤くなる。 なんだかんだ俺はこいつにベタ惚れだ。
「銀時…」
「ん?」
「セックスで風邪って感染ると思うか?」
「Σぶふっ! げほっ、がふ!」
いきなりの土方の発言に飲んでいたお茶を思わず吹き出す。
「何をいきなっ、しらねーよ!そんなこと!」
「…大丈夫かよ。 感染るのかもしんねーよなぁ…」
「てか。なんでそんなこと聞くんだよ。」
「なんでって、そりゃあしたいから。」
「誰と?」
「御前と。」
「いつ?」
「今。」
「….」
「…」
無言になって数秒後、俺は思いっきり土方の頭に拳骨を食らわす。
「っでええ!」
「馬鹿だろ、お前。….俺だって、別にしたくないわけじゃねーんだけど、
でも、御前は今病人だろーが。 大人しくねてろ。」
「…したくねぇわけじゃねーんだな?」
「は?」
土方はいきなり俺の腕を掴むと思いっきり引き寄せられた。
土方の厚い胸板に鼻先がぶつかってヒリヒリと痛む。
「って…なんだよいきなり!」
「実験。 セックスで風邪は本当に感染るのか。」
「っは!?ちょっ、まじかよ! っあん! そっ、やめっ…!!」
変なことを言い出した…と思っているといきなり服の中に手を入れられる。
慌てて抵抗するも土方の手はどんどんと入ってきて、胸の飾りをいじる。
「っやん!そこっはぁ…!! ああ!だめぇ!」
「ここか?」
服をめくられ、左の飾りをぱく。とくわえられ舐め上げられる。
ぞくぞくっと背筋を走る感覚と、下半身に熱が溜まっていく感じに思わず体をよじらせる。
「っは!あっ…!も、いくぅ!」
じゅううっと思いっきり飾りを吸われるとビクビクっと大きく体を弓なりにしならせ
下着の中に射精する。
「っふあ…ひ、じかたぁ…も、だめ…いれて…」
「嗚呼。でもその前にならさねーと…」
「いいから。ならさなくて…も、つらいよぉ..」
赤く頬を染めてはぁはぁと荒く息をする銀時はそれはもう美しくて
土方は顔を真っ赤に染める。俺のズボンと下着を一気に下ろすと土方のものを俺の孔にあてがう。
「っ…!!」
ぐっと先端を入れられてはびくっと体が大きく跳ね上がる。
あまりの痛みに歯を食いしばる。どんどんと土方のものが入ってくる感覚は痛みから快楽に変わって。 さらには愛情へと変わる。
「ひじかたっ!あっ!すきぃ、愛してる!」
「ああ… 俺も愛してる。銀時。」
軽く口づけを交わすと津動が始まる。
「っ!あっ!あん!っ!そこはっ!」
「ここか…」
熱くきゅうきゅうとしめつける中の奥にある前立腺を刺激されて
びくっと体を何度も跳ね上がらせる。
「もっ!だめえ!いくううう!」
「っ!」
白濁を射精すると中がきつく締まり、土方も中に射精した。
俺は、激しい眠気が来て気絶するように眠った。



****
「頭いてええ…」
「結局、キスだけじゃなくてセックスだけでも感染るのか…」
「当たり前だろ!」
それから1日たって、帰ろうとすると頭がぐらぐらしてたてない。
熱を測ると38.9分。
完全に感染された。


**をするときは、風邪をひいてない時に。


*****
ズタボロだなp^おいwwww
本当にすみませんでしたあああ!


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