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▼基&時芽

時「ハジ良いの食べてんねー。ポテチかぁ」
基「だろ、時芽さんにも特別に食べさせてあげてもよくってよ」
時「なんですって……！　あなた自分が何を言っているのか分かっていらっしゃるの？」
基「ポテチのうすしお味がないなら、コンソメ味を食べればいいじゃない！」
時「おお何と言う暴言……」
紗「わたしはギザギザポテトが好き」
基「うおおおぉぉ！　ビックリしたぁーっ！」
時「あははは！　やっぱ気付いてなかったんだぁ！」
紗「最初からいたんだけどね」
時「僕と一緒に入って来たんだよぉ」
基「マジで!?」
紗「そうなの、時芽くんの後ろに隠れてね」
基「どうして隠れる必要が!?」
時「ハジのその反応が見たかったからぁー」
基「だと思ったぁ」
紗「何という幼馴染カプ……じゃないコンビ」
基「あれぇお姉さんカナちゃんに似てんねぇ？　姉弟？」
紗「おっそ！」
時「ごめんねお姉さんハージーはおバカさんだから」
基「トッキー！　バカに"お"と"さん"をつけてくれてありがとう！」
時「そうだよー、僕はかたミンと違って半分は優しさで出来てんからねぇ」
紗「分かった。夏休み帰ってきたらあの子の会話の仕方が変わってたのが誰の影響だったのか今分かった」
基「ふはっ！　でもやっぱ雰囲気はお姉さん似な感じ」
紗「しかし本当キャラ濃いわねこの学校関係者。窒息しそうよ（萌えすぎて）」
時「カナくんはのびのび生活してますよぉ」
紗「目に浮かぶようだわ。うん、仲良くしてもらってるみたいだけど、二人は香苗の事どう思う？　あの子変じゃない？」
時「ハジの方が1.2倍変ですよー」
基「トッキーの方が1.25倍おかしいッスよー」
紗「全員どっこいどっこいって事ね。稔くんが大変だ」
時「そうそう僕達がボケたらクリティカルヒット級のツッコミ入れてくんだよねかたミーは」
基「たまに俺らがボケのやり逃げしてさ、そんで残ってかたミンに怒られんのはカナちゃんだよな」
紗「……楽しそうね」
時「楽しいですよ」
紗「ザ・高校生活！　って感じだわぁ。でもそれじゃあもし香苗が女の子だったらどうなってたかしらね？」
基「カナちゃんが女の子……なんか今と大して変わらなさそう」
時「カナくんのキャラがあのまんまなら、きっと僕らもこのまんまだよねぇ」
紗「男女間の友情は存在いないの定義を見事ぶち壊した！　それでいいのか香苗！」

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