塗り【小物】
戻ってきました。次は扇です。
これに関してはまったくもってオリジナルです。
武器だけをググっても結構出てこないもので、線画の時点で何も資料を見ずに適当に好き勝手形だけ無双4仕様で書いたら、今回の扇は構造そのものが違ってました。
なので、とりあえず色だけ合わせる形で妥協しています。
でもさぁ、6の扇って地味だよね。やっぱり4までの両手扇が好きです。
ベースの色を塗ります。大喬の扇に関してはあまりに地味だったので無視して好きな色で塗りました。
毎度のようにベースレイヤーの上に新規レイヤー、クリッピングで影をつけていきます。
もうここまで来ると何も説明要らないと思います。
新規レイヤー【スクリーン】で扇のハイライトと反射光を描く。
反射光(環境光)はむしろオーバーレイの方が綺麗に色が出るので、あとでまとめて入れ直しています。
大喬の扇の飾り部分です。
なんとなく金属をイメージしました。
つるつるの質感が嫌だったので、扇にテクスチャ【物体の表面の質感を表現するために貼り付ける画像。テクスチャを物体表面に貼り付けることをテクスチャマッピングという:IT用語集より】を貼りました。
これは昔購入した素材集の中の和紙のテクスチャです。
web上ではフリーのテクスチャも配布されているのでそういうのを貼るとまた一段といい感じになると思います。
貼り方は(SAIの場合)【ファイル→キャンバスを開く→貼りたいテクスチャを選択→別窓でテクスチャが開くのでctrl+レイヤー窓をクリックしてテクスチャを選択→コピー→イラスト画面に戻る→貼りたいレイヤーが選択されているのを確認して編集タブ→貼り付け→貼りたいレイヤーの上にテクスチャレイヤーができるので大きさや位置などを適当にいじる→下のレイヤーにクリッピング(これで目的の場所以外のはみ出しがなくなります)→テクスチャレイヤーの合成モードをいじる。】
以上です。ペーストしたら別窓で開いたテクスチャ画面は消してOKです。
テクスチャをクリッピングして扇に貼った所です。彩度を低め、不透明度を20%ほどにしました。
元々テクスチャに色が付いている場合、彩度や明度をいじっていい感じにします。100%で素材を貼ったままだと変ですので、不透明度もいじります。
分かりにくいですが、アップにすると和紙っぽくなっています。
これで一通り塗れました。
このカオスなメイキングも佳境です。
次から仕上げに入ります。
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