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 スチータス 13

枕にもう一度頭を沈めて、一瞬顔を放した彼と目線を絡ませる。
以前そうしてくれたように、頭を撫で、髪に指を通して微笑んでくれる。

そんな彼を見ていると、何も恐れるものは無いのだと感じた。



もう迷いはない。


もう何があっても、この人についていこう…。


そうして顔が近づき、熱いその唇が私のそれに触れて背中の傷ごと抱きしめられる。






溶けるくらいのキスを交わした時、


お約束のように、扉が勢いよく開いてハンジがドクターを連れて元気に入ってきた───。












スチータス
おわり

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