誰より確かな愛だった その手を握れなかった僕を許して
貴女はいつまでも僕に残{(痕)のこ}り続けるでしょう
いつか星々が眠りにつく頃
花の影から花がこちらを見ている 風が揺れる度香るのはどちらの花だろうか
「約束」と言って僕の目をふさぎ 次 目を開けた時にはあなたは消えていたの
樹々が揺れては木の葉から涙を流す その言の葉をボクはキレイと思ったの
夢の還り路ボクにはわからない
水面に揺れる月は何を物語る
人の手がその人生を物語るとして、僕の手は君に優しかったろうか
欲しいものは手に入らない そう僕が選ぶから
[番外]
欲しいものは手に入らない そう僕が願うから
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