思い出すのは涙ばかり
キミのえくぼが好きだった
最後の花火みたいに鮮やかにけれど散った
海辺の煌めきがキミを縁取りキラキラと
拾い集めた貝殻みたいな宝物

向日葵が空に咲くなら僕等もきっと
青空が眩しいのは季節のせいだけじゃないね
風鈴鳴ってキミへと震える琴線みたい
太陽が僕等を待っていた
緑萌ゆ世界

だからキミだけ(いつまでも変わらない、いつまでも…終わらない夏の残像)




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