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翌日は園子と仲良く登校した。
園子の家に泊まったんだから当たり前だけど。

結局あの後も話題は尽きることはなくて、すっかり話し込んでいたら夜も更けてしまったので、園子なんかは未だに眠そうにしてる。


「おはよー。園子!」

「おはよー、蘭」

『蘭、おはよ』

「なまえもおはよ!二人で一緒に登校してたの?」

『昨日は園子の家に泊まったのよ』

「だからついつい話に夢中になっちゃって、あたしなんか寝不足で眠くってさ」


ふぁあと大きく欠伸した園子に苦笑した。
だから早く寝ようって何度も言ったのに。


「なんであんな時間まで起きてたのになまえは平気なのよ?」

『だって、あたしは本読んでたりして夜更かしすることよくあるもん』

「こんにゃろー」


園子が眠気覚ましにあたしで遊びだした。
髪が乱れるから辞めて!

園子とそんな風にじゃれていたら、さっきまで黙ってた蘭が絶叫しだした。え、何事!?


「何よそれ?!何で私のこと誘ってくれなかったのよ!?」

「だって、蘭が家あけるとおじ様がご飯食べれないじゃない」

「それはそうだけど…私もなまえとお喋りしたかったのに!なまえ、今度はうちに泊まりに来て?ね?」

『いいの!?』


生で毛利探偵事務所が見れる!?

まだコナン君いないから名探偵じゃないけど、あそこ一回行ってみたかったんだよね!


「当たり前じゃない!ね?約束よ?」

『うん!じゃあまた誘ってね?ほら、二人とも早くしないと遅刻しちゃうよ?』


長い間立ち話をしていたあたしたちは急がなきゃ遅刻してしまう時間になっていた。

眠そうな園子をあたしと蘭で引っ張って、あたしたちは学校目指して走り出した。




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